harioについて
■ 重音テトを中心に活動したUTAU作家
harioは、2013年頃から重音テトを主な歌唱音源として作品を発表した音楽制作者です。本人は作詞・作曲を中心に活動し、VOCALOIDではなくUTAU音源の重音テトを継続して使用しました。2013年1月公開の「アマユメ」で活動を開始し、「ピーチミートパイ」「S.A.S」「TypeWriter」「ユーエフオー」「襖越し4センチ」「キャパシティパズル」などを発表しています。
当時のボカロ/UTAUシーンでは、初音ミクや鏡音リン・レンが広く使われる一方、重音テトはフリーの歌声合成音源として独自の文化を形成していました。harioは、テトの少しざらついた明るい声を、ロックやポップスの中で人間的に聞かせた作家の一人です。
■ 「ピーチミートパイ」の言葉とリズム
代表曲「ピーチミートパイ」は、題名からして意味を一つに限定しない奇妙な響きを持ちます。軽快なバンドサウンド、細かな言葉の反復、感情が先走るようなメロディーが特徴で、重音テトの鋭い発音とよく合っています。
「S.A.S」は、疾走感のあるロックと張り詰めた歌唱が印象的な作品です。「TypeWriter」では、文字を打ち込む行為を思わせる機械的なリズムを使い、「ユーエフオー」では日常と非日常がずれる感覚を描きました。いずれも、抽象的な題材を説明文のように書くのではなく、短い場面や言葉の響きによって感情を作っています。
複数の作品がニコニコ動画でVOCALOID殿堂入り相当の再生を記録し、コンピレーション『EXIT TUNES PRESENTS UTAUMiRAi』にも楽曲が収録されました。UTAU楽曲が商業コンピレーションやカラオケへ進出する時期を支えた存在です。
■ カバーで変化する重音テト曲
harioの楽曲は、重音テトの機械的な発音を生かしながら、人間が歌っても成立するメロディーを持っています。「ピーチミートパイ」と「S.A.S」はJOYSOUNDでも配信され、歌ってみた投稿も作られました。
カラオケでは、音域だけでなく、短い音符へ日本語を正確に置くこと、語尾を切りすぎず勢いを保つことが重要です。重音テト版は硬質で前へ出るため、人間が歌う場合は、声を太くしてロック色を強める方法と、逆に軽く歌って原曲の人工的な感触を残す方法があります。
活動曲数は大規模ではありませんが、重音テトを中心に統一した世界を作り、UTAUの声がポップロックの主役になれることを示した作家です。
harioの楽曲情報
harioに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、harioがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 60曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- 40mP 24曲
- Giga 24曲
- YOASOBI 22曲
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