HYDEについて
■ L'Arc-en-Cielの声から、複数のロック像を作り分ける存在へ
HYDEは、L'Arc-en-Cielのボーカリストとして1990年代から日本のロックシーンを代表してきた歌手、作詞家、作曲家です。L'Arc-en-Cielでは「HONEY」「flower」「虹」「Driver's High」「READY STEADY GO」などを歌い、繊細な低音、妖艶な中音、鋭く抜ける高音を一人の声の中で使い分けました。バンドは東京ドーム公演を重ね、2012年には日本人アーティストとして初めてニューヨークのMadison Square Gardenで単独公演を行うなど、海外でも活動してきました。
2001年にソロ活動を開始し、最初期の「evergreen」「Angel's tale」「SHALLOW SLEEP」では、激しいL'Arc-en-Cielとは対照的な静かなアコースティックサウンドを提示しました。1stアルバム『ROENTGEN』は英語詞、弦楽器、ピアノ、管楽器を用い、深夜や冬の空気を思わせる陰影のある作品です。
■ “静”と“動”を明確に切り替える制作
その後の『666』『FAITH』では、ギターを強く押し出したハードロックへ転換しました。「HELLO」「COUNTDOWN」「SEASON'S CALL」などでは、宗教観、死、生、自由を扱いながら、海外ロックに近い厚い音像を作っています。2008年にはK.A.ZとVAMPSを結成し、「LOVE ADDICT」「AHEAD」「DEVIL SIDE」などで、よりライブ志向のロックと海外ツアーを展開しました。
2018年以降の再始動では、「MAD QUALIA」「SET IN STONE」「LET IT OUT」など、メタルコアやインダストリアルの要素を強めています。Bring Me The Horizon、STARSET、SiM、MY FIRST STORY、YOSHIKIなど、国内外の制作者との共演も多く、2022年にはYOSHIKI、SUGIZO、MIYAVIとTHE LAST ROCKSTARSを結成しました。
一方、ソロ25周年期の2026年には『ROENTGEN』の系譜を継ぐ『JEKYLL』とオーケストラツアーを発表し、激しい“HYDE [INSIDE]”から静かな表現へ再び振れています。この両極性が、HYDEを単一ジャンルへ分類できない理由です。
■ カバーで問われる声色の幅
カラオケでは、ソロ曲「evergreen」「SEASON'S CALL」「GLAMOROUS SKY」「AHEAD」「MAD QUALIA」に加え、L'Arc-en-Ciel曲も広く歌われます。低い囁きから高いミックスボイスまで音域が広く、母音を長く伸ばす独特の発音、語尾のビブラート、英語の子音が難所です。原曲の外見的な妖艶さだけを真似るより、静かな曲では息の量、激しい曲ではリズムと声の芯を分ける方が魅力を再現できます。HYDEは、ヴィジュアル系、J-ROCK、ハードロック、オーケストラを横断し、日本のロックボーカルが海外へ届く道筋を長期間示してきた人物です。
HYDEの楽曲情報
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 60曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- 40mP 24曲
- Giga 24曲
- YOASOBI 22曲
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