一風堂について
■ニューウェーブと東洋的な美意識を結んだバンド
一風堂は、土屋昌巳を中心に1979年に結成された日本のニューウェーブ・バンドです。土屋昌巳(ボーカル/ギター)、見岳章(キーボード)、藤井章司(ドラム)を中心に活動し、メンバーの変遷を経ながら、テクノ、ニューウェーブ、レゲエ、ファンク、東洋的な旋律を組み合わせました。バンド名は、ラーメン店ではなく「一つの風を起こす堂」というイメージで付けられたとされます。
1979年にアルバム『NORMAL』とシングル「もっとリアルに」でデビュー。初期作品では、パンク以後の鋭いギター、機械的なリズム、シンセサイザーを使い、日本のロックに西欧ニューウェーブの感覚を持ち込みました。土屋昌巳はギタリスト、作曲家、プロデューサーとして高い評価を受け、海外アーティストとの交流も深めました。
■「すみれ September Love」の大ヒット
当サイト掲載曲の「すみれ September Love」は、1982年に発表された一風堂最大のヒット曲です。カネボウ化粧品の秋季キャンペーンソングとして使われ、オリコン上位へ進出しました。和を感じさせる題名、哀愁のある旋律、レゲエ風のリズム、電子音、土屋昌巳の中性的な歌唱が結びつき、1980年代初頭の都会的な空気を象徴する曲になりました。
歌詞は、九月、すみれ、恋という季節感のある言葉を使いながら、物語を細かく説明しません。言葉の響きと映像的な印象を優先し、日本語歌謡曲とニューウェーブの間に独自の美しさを作っています。1997年にはSHAZNAがカバーし、再び大ヒット。原曲を知らない世代にも広がり、楽曲の普遍性が証明されました。
土屋昌巳は1982年、イギリスのバンドJapanのツアーへサポートギタリストとして参加し、その後もMick Karn、Japan周辺の音楽家と共演しました。一風堂の活動後は、BUCK-TICK、GLAY、LUNA SEAなど多数のアーティストをプロデュースし、日本のロックとニューウェーブを次世代へつなぎました。見岳章も作曲家として「川の流れのように」などを手掛けています。
「すみれ September Love」は極端な高音曲ではありませんが、低い声の色気、レゲエの裏拍、語尾の抜き方が難所です。強く歌うより、リズムを少し後ろへ置き、母音を長く保つと原曲の妖しさが出ます。キーは自然な中低音が響き、サビを余裕を持って伸ばせる位置が適しています。
一風堂の楽曲情報
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 60曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- 40mP 24曲
- Giga 24曲
- YOASOBI 22曲
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