MELLについて
■I've黎明期を支えた、攻撃的な低音と英語詞の歌姫
MELLは、北海道札幌市を拠点とする音楽制作集団I'veの初期から活動した女性ボーカリストです。1999年頃からI've作品へ参加し、ゲームソング、アニメ主題歌、コンピレーションアルバムを通じて存在感を高めました。KOTOKO、島みやえい子、川田まみらと並び、I'veの女性ボーカル群を代表する一人です。
最大の特徴は、低く太い地声、鋭い英語発音、息を混ぜた囁き、サビで一気に開く高音です。I'veが得意とするトランス、インダストリアル、ハードロック、ダークテクノと相性がよく、可憐さよりも緊張感や危険な色気を前面へ出しました。「砂漠の雪」「FLY TO THE TOP」「美しく生きたい」「Red fraction」「Virgin's high!」「RIDEBACK」など、重いビートと強いボーカルを組み合わせた曲が代表作です。
■「Red fraction」で確立した世界的イメージ
当サイト掲載曲の「Red fraction」は、2006年放送のテレビアニメ『BLACK LAGOON』オープニングテーマです。作詞はMELL、作曲・編曲は高瀬一矢。ほぼ全編英語詞で構成され、銃撃戦、裏社会、暴力的な世界観を、歪んだギターと高速の電子ビートで表現しています。MELLの低音は主人公たちの生きる荒々しい世界に直結し、一般的な女性アニメ主題歌とは異なる冷たさと迫力を生みました。
2006年には「Red fraction」でメジャーデビューし、その後「Proof/no vain」「Virgin's high!」「KILL」「RIDEBACK」などを発表。アルバム『MELLSCOPE』『MIRAGE』『Entrust ~the name of MELL~』では、I've時代の代表曲、アニメタイアップ、新曲をまとめています。2013年に健康上の理由で活動を終えましたが、I've初期の硬質なサウンドを象徴する歌声として評価が続いています。
■カバーで難しいのは「低さ」と「強さ」の両立
「Red fraction」は高音だけでなく、低音域を強く保つこと、英語をリズムへ正確に乗せることが難所です。原曲の迫力を出そうとして喉で押すと、後半の高音や長いフレーズで崩れやすくなります。女性が歌う場合は低音が薄くなりやすく、男性が歌う場合はサビの鋭さが不足しやすいため、声質に合わせたキー調整が重要です。
MELLの曲がカバーされる理由は、ダークなアニメ世界と結び付き、歌い手の力量や英語表現を示しやすいことにあります。キーだけでなく、低音の存在感、息の量、子音の強さまで意識すると、MELLらしい緊張感へ近づきます。
MELLの楽曲情報
MELLに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、MELLがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているMELLのカバー曲は0件です。オリジナル曲は1件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 60曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- 40mP 24曲
- Giga 24曲
- YOASOBI 22曲
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