ラッツ&スターについて
■ ドゥーワップを日本の大衆音楽へ広げたグループ
ラッツ&スターは、鈴木雅之、田代まさし、佐藤善雄、桑野信義らによるボーカルグループです。前身は1975年頃に結成されたシャネルズで、アメリカのドゥーワップやR&Bを日本語のポップスへ取り入れました。1980年、「ランナウェイ」でデビューし、ミリオンセラーを記録しています。
メンバーは顔を黒く塗り、スーツで統一し、低音、リード、ファルセット、コーラスを明確に分担しました。この演出は後年さまざまな批判や議論の対象にもなりましたが、音楽面では、複数人の声によるドゥーワップを日本のテレビと歌謡曲へ広く定着させました。
■ 「め組のひと」と改名
1983年、グループ名をシャネルズからラッツ&スターへ変更しました。「rats」を逆から読むと「star」になる名称で、裏通りのネズミでもスターになれるという意味を持ちます。
改名後の代表曲「め組のひと」は、資生堂の夏キャンペーンソングとして大ヒットしました。作詞は麻生麗二、作曲は井上大輔。ラテン風のリズム、ブラス、指で目元を示す振付、短い掛け声が一体となっています。2010年代後半にはTikTokのダンス動画で再流行し、倖田來未のカバー版も含めて若い世代へ広がりました。
「Tシャツに口紅」は、大瀧詠一が作曲した夏の失恋曲です。華やかな「め組のひと」と対照的に、鈴木雅之の低く甘い声と、グループの柔らかなコーラスを聞かせます。
■ 鈴木聖美との「ロンリー・チャップリン」
1987年には鈴木雅之の姉・鈴木聖美と「ロンリー・チャップリン」を発表しました。男女が互いを見つめながら歌うデュエットで、現在もカラオケの定番です。「TAXI」などでも共演し、ソウルと歌謡曲を結び付けました。
活動休止後、鈴木雅之はソロ歌手、佐藤善雄は音楽制作、桑野信義はトランペット奏者・タレントとして活動しました。1996年には大瀧詠一作曲「夢で逢えたら」で再集結し、NHK紅白歌合戦にも出場しています。
ラッツ&スターの音楽は、一人の歌唱力だけでなく、ベースボーカル、合いの手、ハーモニーが中心です。カラオケでは「め組のひと」「ランナウェイ」「ハリケーン」「Tシャツに口紅」「ロンリー・チャップリン」が人気です。複数人で低音と高音を分けると本来の魅力が出ます。日本語の歌謡曲へドゥーワップの集団歌唱と身体的な振付を持ち込んだ重要なグループです。
ラッツ&スターの楽曲情報
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 60曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
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- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- 40mP 24曲
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