SEVENTHLINKSについて
■ 「p.h.」を生んだボーカロイド制作ユニット
SEVENTHLINKSは、2016年に活動を開始した日本のボーカロイドユニットです。初投稿は「Bluewind」。活動初期には複数人がクレジットされていましたが、最終的には、ギター、ベース、動画を担当するヨミと、ピアノ、ボーカル編集、マスタリングを担うケンタの二人を中心とする体制になりました。
初音ミク、flowerなどを用い、ロック、ジャズ、エレクトロ、ピアノポップを横断します。バンド演奏の生々しさと、歌声合成の硬質な発音を同時に生かし、感情が崩れていく人物を、印象的な題名と短い言葉で描くことが特徴です。
■ 世界的に広がった「p.h.」
最大の代表曲「p.h.」は、flowerを使用した2020年の楽曲です。化学で酸性・アルカリ性を示すpHを、心身の状態や人間関係の不均衡へ重ねた題名です。SEVENTHLINKSは曲を「理解されずに苦しむ曲」と説明しており、歌詞には健康、薬、注射、傷、自己嫌悪を連想させる語が並びます。
軽快で踊れるビートに対して内容は暗く、flowerの中性的で少し掠れた声が、感情を直接叫ばずに不安定さを残します。TikTok、YouTube Shorts、歌ってみた、踊ってみた、MMDを通じて国内外へ広がり、2023年にはニコニコ動画で100万再生を達成しました。
英語圏や韓国などでもカバーされ、短いサビ、手振りを付けやすいリズム、意味を完全に理解しなくても残る音の中毒性が、国境を越えた拡散につながりました。
■ 活動休止後も残る作品
代表曲には「致死毒を綴る」「引力」「傀儡阿修羅」「パラノイア」「デッドコード」などがあります。病理、毒、重力、操り人形といった科学・身体・支配を思わせる題名を選び、人物の精神状態を物質や現象へ置き換えます。
2020年8月に活動休止を発表しましたが、「p.h.」はその後さらに再生を伸ばし、ユニットの活動期間を越えて定番曲になりました。多数の歌い手が、低音、ささやき、少年声、女性高音など異なる解釈で歌っています。
カラオケでは「p.h.」が最も人気で、極端な最高音より、細かなリズム、低い部分と高い部分の切り替え、無感情と焦燥の両立が難所です。原曲のflowerをそのまま真似るより、声を張らず、語尾を乾かして歌うと独特の温度が出ます。SEVENTHLINKSは、一曲の再発見によってボカロ曲が世界的なダンス/カバー文化へ成長することを示したユニットです。
SEVENTHLINKSの楽曲情報
SEVENTHLINKSに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、SEVENTHLINKSがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 60曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- 40mP 24曲
- Giga 24曲
- YOASOBI 22曲
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