この世界のあちこちにについて
■ 楽曲概要
「この世界のあちこちに」は、アンジェラ・アキが2024年2月7日に配信リリースした楽曲です。2024年上演のミュージカル『この世界の片隅に』のために書き下ろされ、同年4月24日発売のアルバム『アンジェラ・アキ sings「この世界の片隅に」』へ収録されました。アンジェラ・アキが約10年ぶりに日本で本格的な音楽活動を再開する最初のシングルでもあります。
■ 作品との関係
こうの史代の漫画を原作とする『この世界の片隅に』は、戦時下の広島・呉で暮らすすずが、日常を守りながら喪失を経験する物語です。本曲は、すずが描く小さな紙の中に、家族、街、海、失われた人々の記憶が残るという視点を持ちます。
■ 制作背景
アンジェラ・アキは原作を何度も読み、ミュージカル制作陣と対話しながら全楽曲を作りました。本曲には「この世界のどこかに、きっとあなたの居場所はある」というメッセージを込めたと説明しています。作品の一場面を説明するだけでなく、居場所を失った現代の聴き手にも届く独立した歌を目指しています。
■ 楽曲の特徴
ピアノ、ストリングス、穏やかなドラム、アコースティック楽器を中心にした長尺のバラードです。アンジェラ・アキの低い語りから始まり、サビで強い高音とコーラスが広がります。戦争の悲惨さを直接叫ぶのではなく、消える前に絵や記憶へ残そうとする人間の営みを静かに描きます。
■ アーティスト内での位置付け
アンジェラ・アキは2014年に日本での活動を休止し、アメリカでミュージカル音楽を学びました。その経験を経て、作詞・作曲・歌唱だけでなく、物語全体の音楽を設計する作家として戻った作品です。「手紙 ~拝啓 十五の君へ~」以来の普遍的なメッセージと、ミュージカル作家としての構成力が結びついています。
■ カラオケで歌うポイント
低いAメロ、長い曲の体力配分、終盤の高音が難所です。序盤から大きく歌わず、絵を一つずつ見つめるように言葉を置きます。サビは地声だけで押さず、ミックスや裏声を使います。女性でも高音が厳しければ数段下げ、男性は大きく下げても成立します。最後まで同じ強さにせず、個人の記憶が世界全体へ広がる流れを作ることが重要です。
この世界のあちこちにのカラオケキー解説
この世界のあちこちにの原曲キーはEbです。このページでは、この世界のあちこちにの原曲情報と、掲載されているカバー動画のキー差を確認できます。カラオケで歌うときに、原曲キーのままで歌えそうか、どの方向にキー調整すると歌いやすそうかを考えるための参考として使いやすいページです。
この世界のあちこちにの掲載カバー情報は現時点ではありません。このページでは、まず原曲キーや原曲情報を確認し、今後カバー情報が追加されたときに比較できる入口として使えます。この世界のあちこちにはその他として登録されています。
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