桜流しについて
■ 楽曲概要
「桜流し」は、宇多田ヒカルが2012年11月17日に配信リリースした楽曲です。映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』のテーマソングとして制作されました。作詞・作曲は宇多田ヒカルとPaul Carter、編曲には宇多田ヒカル、Paul Carter、河野圭が関わっています。
■ 映画との関係
『Q』は、それまでの物語から大きく状況が変化し、碇シンジが自分の選択によって生じた結果を突きつけられる作品です。「桜流し」は、戻らない時間、亡くなった人、理解し合えなかった相手への思いを描きます。桜が散る美しさと、取り返せない喪失が同時に存在し、映画の断絶と悲しみへ重なります。
■ 制作背景
宇多田ヒカルは2010年から人間活動として音楽活動を休止していましたが、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』への思いから本曲を制作しました。活動休止中の新曲として大きな注目を集め、後にアルバム『Fantôme』にも収録されました。
■ サウンドと歌唱
静かなピアノから始まり、ストリングス、ギター、ドラム、重い低音が加わる壮大なバラードです。宇多田ヒカルは、近い距離の低音から、終盤の長い高音へ段階的に感情を広げます。大きなサビを最初から提示せず、喪失を受け止める時間そのものを曲の構成にしています。
■ MVと反響
最初のMVは河瀨直美が監督し、生命の誕生や日常の風景を通して、死と生の連続性を描きました。後に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』映像版も公開されています。エヴァンゲリオンシリーズの主題歌の中でも特に喪失と鎮魂の色が強く、歌ってみた、ピアノ、オーケストラ、VTuberカバーで長く扱われています。
■ カラオケで歌うポイント
Aメロは低く、弱い声で音程を保つことが難所です。息だけで歌わず、細い声でも母音の芯を残してください。終盤は高音と長いフレーズが続くため、地声だけで押さずミックスや裏声へ移ります。女性でも高音が苦しい場合は一〜数段下げ、男性は数段以上下げるかオクターブ下が現実的です。最初から泣き崩れず、喪失を理解できない静けさから、最後に現実を受け止めるように響きを広げると曲の深さが出ます。
桜流しのカラオケキー解説
桜流しの原曲キーはF#mです。このページでは、桜流しの原曲情報と、掲載されているカバー動画のキー差を確認できます。カラオケで歌うときに、原曲キーのままで歌えそうか、どの方向にキー調整すると歌いやすそうかを考えるための参考として使いやすいページです。
桜流しの掲載カバー情報は現時点ではありません。このページでは、まず原曲キーや原曲情報を確認し、今後カバー情報が追加されたときに比較できる入口として使えます。桜流しはアニソンとして登録されています。
まずは原曲キーと掲載中のカバー例を見比べて、必要に応じてアーティストページもあわせて活用してください。ほかの曲を探したい場合は 曲一覧ページ を、アーティストごとの傾向を見たい場合は アーティスト一覧ページ を確認できます。
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