エンジェルフィッシュについて
■ 楽曲概要
「エンジェルフィッシュ」は、Nemが作詞・作曲・編曲を手がけ、鏡音レンを歌唱に用いた2014年のボーカロイド曲です。ギターは柳田光康、ベースは二家本亮介、サックスはサクソフォニストの参加による生演奏を取り入れ、MVはRAHWIAが担当しました。ネオンの街と危険な恋愛を描く、Nemの大人向けジャズ/R&B作品です。
■ タイトルとテーマ
エンジェルフィッシュは、美しい外見を持ちながら縄張り意識も強い熱帯魚です。本作では、夜の店で誰かを待ち、相手の愛情が自分だけへ向いていないと知りながら関係を続ける人物へ重ねられています。美しさ、閉じた水槽、酸素不足というイメージが、依存的な恋愛と都会の地下空間へつながります。
■ 楽曲の特徴
エレクトリックピアノ、ウッドベース風の低音、サックス、軽いドラムを中心にしたジャズ/R&Bです。鏡音レンの中低音が、少年らしさより大人びた色気を前面に出します。Aメロはビートの後ろへ乗り、サビで音域が上がりますが、ロックのように強く張るより、語尾と息で緊張を作ります。
■ ボカロ文化での位置付け
Nemは「嗚呼、素晴らしきニャン生」「夢喰い白黒バク」など、キャラクター性と物語を結びつける作家です。「エンジェルフィッシュ」は、鏡音レンの低音・色気を活かした代表曲の一つで、男性歌い手や低音女性、VTuberに広くカバーされています。
■ カラオケで歌うポイント
低音、裏拍、英語的な発音、サビの音域上昇が難所です。伴奏より先走らず、ベースとスネアを聞いて少し後ろへ乗ります。低音を押し下げるとこもるため、話し声に近い芯を残します。男性は原曲付近でも歌いやすい場合がありますが、高音が厳しければ数段下げます。女性は少し上げると低音が明瞭になります。無理に色気を作らず、相手へ依存しながら平静を装う距離感を語尾で表すと自然です。
エンジェルフィッシュのカバー動画とキー差
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