棗いつきについて
■ネット発の同人シンガーから物語型アーティストへ
棗いつきは、2011年頃から活動するインターネット発の女性シンガーです。株式会社一二三に所属し、歌ってみた、同人音楽、音楽ゲーム、美少女ゲーム主題歌、オリジナルアルバム、ライブを横断して活動しています。公式には「リアルとバーチャルを行き来するシンガー」と紹介され、顔を出すステージとバーチャルの姿を使う配信・MVの両方を展開しています。
YouTubeでの音楽活動は2013年頃から続き、チャンネル登録者数は10万人を超え、総再生数も5000万回規模に達しています。短期的な流行曲だけで認知を得たのではなく、10年以上にわたる歌唱参加と自主制作アルバムの蓄積によって固定ファンを増やしました。
■強いデジタルサウンドに負けない歌声
棗いつきの声は、太く芯のある女性中高音と、少し艶のある低音が特徴です。電子音が密集した楽曲でも声が埋もれにくく、サビでは強い地声とミックスボイスを使って前へ出ます。高速な音楽ゲーム曲では子音を鋭く処理し、ロックでは張りのある声、バラードでは息を増やした柔らかな声へ切り替えます。
公式プロフィールでも、デジタルサウンドの強い曲を中心にしながら、バラードやキュートな曲まで歌い分けることが強みとされています。可愛い声へ寄せても芯が消えず、暗い曲では低音と語気を使えるため、単一の「萌え系ボーカル」には収まりません。
■音楽ゲーム・ゲーム主題歌での実績
多数の音楽ゲーム収録曲や美少女ゲーム主題歌を担当し、『メガミノウタゲ』の「LOVETOXIN」など、リズムゲーム・同人音楽のリスナーに知られる楽曲を持ちます。藍月なくるとの「Not a Hero」、ソロ曲「Incomplete cult」「狐雨」など、強い物語性とキャラクターを持つオリジナル曲も代表作です。
自主制作アルバムでは、単曲を並べるだけでなく、架空の世界や人物、感情の変化を一枚の作品として構成します。13thアルバム『mimic』をはじめ多数のアルバムを発表し、音楽朗読劇や生誕ライブ、ワンマン公演へ展開。歌詞、映像、ジャケット、ライブ演出が同じ物語を共有するため、アルバム単位で聴く価値があります。
カラオケで棗いつきの曲を歌う場合、女性中高音の連続、デジタル曲の速い譜割り、地声感の強いサビが難所です。一方、バラードでは音量を抑えたまま感情を維持する必要があります。同人音楽と商業ゲーム音楽の両方で長く歌い、カバー歌手からオリジナル作品の世界観を持つアーティストへ進んだ代表的存在です。
棗いつきの楽曲情報
棗いつきに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、棗いつきがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されている棗いつきのカバー曲は2件です。オリジナル曲は0件です。
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