ニビョウカンについて
■ 楽曲概要
「ニビョウカン」は、MARUDARUMAがGUMIを用いて制作し、2012年1月14日に公開したボーカロイド楽曲である。作詞・作曲・編曲、イラスト・動画はMARUDARUMA、ミックス・マスタリングは友達募集Pが担当。MARUDARUMAの7作目であり、本人初のボカロ殿堂入りを達成した。2012年4月4日に配信シングルとして発売され、GUMIコンピレーション『EXIT TUNES PRESENTS GUMing from Megpoid』にも収録された。
■ タイトルとテーマ
「ニビョウカン」は二秒間を意味する。主人公は時計を二秒先へ合わせ、失敗を避けるためにわずかな時間を先回りしようとする。二秒は非常に短いが、決断や反応の差としては十分に大きい。失敗を恐れて準備を重ねる人物と、予測不能な現実のずれを、時間の単位へ凝縮している。
■ 歌詞の特徴
歌詞では、最低限の伝達、知識、判断、先回りといった言葉が高速で続く。主人公は合理的に生きようとするが、感情や人間関係は計算通りに進まない。二秒早く動けば全てを回避できるという考え自体が、焦りや不安の裏返しになっている。
■ サウンド
BPM200前後の非常に速いロックで、歪んだギター、太いベース、強いドラムが休みなく進む。Aメロから言葉数が多く、二拍三連のアクセントなど、単純な四つ打ちでは処理できない箇所がある。GUMIの力強い声が、焦燥と反抗を鋭く表現する。
■ ボカロ・歌ってみた文化
足首、__(アンダーバー)など多数の歌い手カバーが制作され、原曲のシリアスさを保つ解釈から、強いキャラクターを加える解釈まで広がった。高速VOCAROCKの定番として、発音、音域、持久力を示す曲に選ばれてきた。
■ カラオケで歌うポイント
最大の難所はBPM、言葉数、二拍三連のアクセント。歌詞を文字単位で追わず、拍の塊とブレス位置で覚える。女性でも原曲キーが高ければ1〜3下げ、男性は数段下げる。サビを地声だけで押すと後半まで持たないため、ミックスを早めに使う。速さに負けて前のめりにならず、ドラムの拍へ正確に戻ることが重要。二秒先へ急ぐ人物を演じながら、歌唱自体は慌てず制御すると完成度が上がる。
ニビョウカンのカバー動画とキー差
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