MARUDARUMAについて
■ 「ニビョウカン」で知られるGUMI中心のボカロP
MARUDARUMAは、2011年からニコニコ動画へ楽曲を投稿したボカロPです。主にGUMIを使用し、作詞、作曲、編曲に加え、多くの作品でイラストや動画も自ら制作しました。代表曲には「ニビョウカン」「彼女の漫画的日常」「ディクショナリー」「世界に嫌われたラブソング」「あいからかいあ」などがあります。
最大の転機となった「ニビョウカン」は、MARUDARUMAの7作目にあたる楽曲です。鋭いギター、休符を生かしたリズム、短く切れるGUMIの歌唱が特徴で、自身初のVOCALOID殿堂入りを達成しました。題名どおり、瞬間的な判断や感情のずれを思わせる切迫した構成を持ち、歌ってみたやバンドカバーでも広く知られています。
■ 漫画的な画面と、不器用な人物像
MARUDARUMAの作品では、曲の主人公が社会や恋愛へうまく適応できず、自分の言葉を持て余す場面が多く描かれます。「彼女の漫画的日常」は、恋愛を現実そのものとして描くのではなく、漫画のコマのような誇張や場面転換を用います。「ディクショナリー」では、言葉を知っていても相手へ正しく伝えられない感覚を扱い、「世界に嫌われたラブソング」では、周囲と噛み合わない恋愛感情を強いロックへ変えました。
映像は手描きの線、単純化された人物、強い文字表現を用い、楽曲と同じ速度で進みます。イラストと動画まで一人で担うことで、歌詞の人物像が音だけでなく画面の動きとしても伝わります。
■ GUMIの声をバンドボーカルとして使う
使用音声はGUMIが中心です。人間に近い中音域を持つGUMIを、綺麗に滑らかに歌わせるのではなく、子音を強くし、短い音を連続させることで、焦りや皮肉を表現しています。ギター中心のVOCAROCKでありながら、単純な疾走曲ではなく、拍のずれ、急な停止、変則的なメロディーを入れる点が特徴です。
MARUDARUMAの投稿作は多作型ではありませんが、少ない作品数の中に強い題名、映像、リフを残しました。コンピレーションへの収録や歌い手のカバーを通して、2010年代前半のVOCAROCK文化で存在感を持ちます。
カラオケでは「ニビョウカン」が最も代表的です。高音だけでなく、言葉を短く切るリズム、急な音程移動、息継ぎの位置が難所です。原曲のGUMIを機械的に真似るより、焦りや苛立ちを人間の声で前へ出すと曲の魅力が伝わります。MARUDARUMAは、音楽、歌詞、絵、動画を一人でまとめ、数分のボカロ曲を短編漫画のように見せたクリエイターです。
MARUDARUMAの楽曲情報
MARUDARUMAに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、MARUDARUMAがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているMARUDARUMAのカバー曲は0件です。オリジナル曲は1件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
関連記事
カラオケキーやキー差について詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
