ディカディズムについて
■ 楽曲概要
「ディカディズム」は、ぬゆりがflowerと心華を用いて2018年4月11日に発表したVOCALOID楽曲です。作詞・作曲・編曲はぬゆり、イラストは廣田痛、映像はみず希。人間関係の中で演じた役割、終わった青春、幸福だったと信じたい記憶を、退廃的なダンスビートへまとめています。
■ タイトルとテーマ
題名は“decadence(退廃)”を思わせる造語です。曲では、三人の関係が三角形のように成り立ち、それぞれが本当の姿を隠して役割を演じます。関係が終わった後、主人公は当時を「幸福だった」と言い聞かせますが、その言葉には自己欺瞞が混じります。青春劇のエンドロールを見ながら、何が本当だったのか分からなくなる感覚が中心です。
■ flowerと心華
flowerの鋭く中性的な声と、心華の柔らかく落ち着いた声が交互に現れます。二つの声は、同じ出来事を別の人物が語っているようにも、一人の人物の本音と建前にも聞こえます。サビで声が重なることで、関係の境界がさらに曖昧になります。
■ サウンド
重いベース、細かな電子ビート、乾いたピアノ、短く切れるギターを使ったダークなエレクトロロックです。ぬゆりらしい裏拍と低音があり、踊れるテンポの中に閉塞感があります。映像では人物の視線、椅子、舞台のような空間が使われ、関係を演じるという主題を補強します。
■ ぬゆり作品の中での位置付け
「フラジール」「フィクサー」「プロトディスコ」に続く時期の作品で、ぬゆりが得意とする関係の破綻、自己演出、低音ダンスビートを明確に示しています。歌い手やVTuberのデュエットでは、flowerと心華の声質差をどう再現するかが見せ場です。
■ カラオケで歌うポイント
低音、裏拍、二人分のパート、サビの高音が難所です。低音を太く作りすぎず、話し声に近い芯を残してください。全音節を強く発音すると遅れるため、アクセントと休符を優先します。女性でも高音が続く場合は一〜数段下げ、男性は数段以上下げるかオクターブ下が現実的です。一人で歌う場合は、flower側を鋭く、心華側を柔らかくして区別し、幸福だったと断言するほど不安が滲むように歌うと曲の退廃性が伝わります。
ディカディズムのカラオケキー解説
ディカディズムの原曲キーはF#mです。このページでは、ディカディズムの原曲情報と、掲載されているカバー動画のキー差を確認できます。カラオケで歌うときに、原曲キーのままで歌えそうか、どの方向にキー調整すると歌いやすそうかを考えるための参考として使いやすいページです。
ディカディズムの掲載カバー情報は現時点ではありません。このページでは、まず原曲キーや原曲情報を確認し、今後カバー情報が追加されたときに比較できる入口として使えます。ディカディズムはボカロとして登録されています。
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