ミザンについて
■ 楽曲概要
「ミザン」は、バルーンとぬゆりが共同制作し、flowerを用いて2022年4月に公開したVOCALOID楽曲です。2022年6月1日に配信リリースされました。作詞・作曲はバルーンとぬゆり、映像はアボガド6。ボカロシーンを代表する二人の作家と映像作家によるトリプルコラボレーションです。
■ タイトルとテーマ
「ミザン」は、料理や舞台の準備を意味するフランス語“mise en place”や、悲惨を意味する日本語の響きを連想させます。曲では、関係が壊れた後も相手の存在を切り離せず、記憶や罪悪感を整理しようとする人物が描かれます。愛情を修復する歌ではなく、壊れたものを前に、自分が何を失ったのか確認する歌です。
■ サウンドとflower
ぬゆりらしい重いベース、細かな電子ビート、バルーンらしい乾いたギターと鋭い旋律が融合しています。flowerの中性的で少しざらついた声は、相手を責める感情と、自分を責める感情のどちらにも聞こえます。Aメロは抑え、サビで音域と音圧が一気に上がる構成です。
■ MV
アボガド6の映像は、人物の身体、部屋、影、崩れる物体を使い、関係の破綻を直接説明せずに示します。鮮やかな色より暗い色調と空白が多く、二人の間にある言葉の欠落を強調しています。バルーン、ぬゆり、アボガド6はそれぞれ長くネット音楽と映像を結びつけてきたため、三者の作風が自然に重なっています。
■ ネット音楽文化での位置付け
「シャルル」のバルーンと、「フラジール」「ロウワー」のぬゆりという、flowerを象徴する二人が共作した点が大きな意味を持ちます。flowerの声質、暗いダンスビート、文学的な映像という2010年代後半以降のボカロ表現を、一曲へ凝縮した作品です。歌ってみたやVTuberカバーでは、低音と高音の切り替えが見せ場になります。
■ カラオケで歌うポイント
Aメロの低音、裏拍、サビの高音、短いブレスが難所です。低音を太く作りすぎると高音へ移れないため、話し声に近い芯を残します。女性でも高音が続く場合は一〜数段下げ、男性は数段以上下げるかオクターブ下が現実的です。flowerのざらつきを喉で再現せず、子音と息の量で表現してください。冷静な前半から、整理できない感情が露出する終盤へ向けて声を広げると完成度が上がります。
ミザンのカラオケキー解説
ミザンの原曲キーはDmです。このページでは、ミザンの原曲情報と、掲載されているカバー動画のキー差を確認できます。カラオケで歌うときに、原曲キーのままで歌えそうか、どの方向にキー調整すると歌いやすそうかを考えるための参考として使いやすいページです。
ミザンの掲載カバー情報は現時点ではありません。このページでは、まず原曲キーや原曲情報を確認し、今後カバー情報が追加されたときに比較できる入口として使えます。ミザンはボカロとして登録されています。
まずは原曲キーと掲載中のカバー例を見比べて、必要に応じてアーティストページもあわせて活用してください。ほかの曲を探したい場合は 曲一覧ページ を、アーティストごとの傾向を見たい場合は アーティスト一覧ページ を確認できます。
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