19 -iku-について
■ 初音ミク初期から続くメロディアスなギターロック
19 -iku-は、19's Sound Factory名義で活動するボカロP、ギタリスト、作曲家です。初音ミクの登場直後からニコニコ動画へ作品を発表し、ギターロックを基盤にした透明感のあるメロディーと、内省的な歌詞で知られました。代表曲には「Dear」「ハイドアンド・シーク」「不安定彼女」「Twinkle Days」「トワイライト急行」「さかさシンドローム」などがあります。
初期の重要作「Dear」は、喪失した相手へ言葉を届けようとするバラードです。大きく広がるサビ、クリーンなギター、初音ミクの細い声を生かした調声によって、2000年代末の初音ミク曲を代表する一曲となり、ニコニコ動画で100万再生を超えました。後に再録・再ミックス版も制作されています。
■ 歌い手が感情を置きやすい曲
19's Sound Factoryの曲は、ボーカロイド特有の高速さや極端な音域より、人間が感情を込めて歌えるメロディーを重視しています。「Dear」では喪失、「不安定彼女」では恋愛の不安と執着、「Twinkle Days」では未来へ進む二人の距離、「ハイドアンド・シーク」では嫌われることを恐れて本当の自分を隠す心理を描きます。
特に「ハイドアンド・シーク」は、2010年代以降に歌ってみた、踊ってみた、MMDなどで継続的に広まりました。自己否定から少しずつ他者へ心を開く物語が明確で、歌い手自身の経験と重ねやすい曲です。静かなAメロから高音のサビへ進むため、声量よりも感情の段階を作ることが重要です。
■ 商業作品とフルアルバム
19 -iku-はボカロ曲だけでなく、すーぱーそに子へ「不安定彼女」、吉川友へ「Twinkle Days」を提供するなど、人間歌唱の作品にも関わりました。2013年にはフルアルバム『キミとボク、まわるセカイ。』を発表。「Dear」の新ミックス、「不安定彼女」「Twinkle Days」、表題曲などを収録し、全曲を初音ミクが歌唱しました。
ギターを中心にした制作ですが、曲によってピアノ、ストリングス、電子音を加え、バラードから疾走感のあるロックまで幅を持たせています。メロディーの輪郭が明確で、サビに感情の頂点を置く構成が一貫しています。
カラオケでは「ハイドアンド・シーク」「Dear」「トワイライト急行」「不安定彼女」が歌われます。多くの曲でサビが高く、息を長く使うフレーズが続きますが、キー変更によって男女どちらも歌いやすくできます。原曲の初音ミクを再現するより、歌詞の主人公として弱さや後悔を表現する方が魅力が伝わります。ボカロ初期のネット文化と、現在の歌ってみた文化をつなぐメロディーメーカーです。
19 -iku-の楽曲情報
19 -iku-に関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、19 -iku-がカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
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