アゴアニキについて
■ 「ダブルラリアット」で巡音ルカを代表する存在へ
アゴアニキは、大阪を拠点に活動するボカロP、ベーシスト、作詞・作曲家です。明るいバンドサウンドへ、うまく生きられない人物の焦りや自己嫌悪を重ねる作風で知られています。使用音声は巡音ルカ、鏡音リン・レン、初音ミク、KAITO、小春六花など。バンドAGOBOT、アゴノスでもベースとコーラスを担当しました。
最大の代表作「ダブルラリアット」は、2009年に巡音ルカ歌唱で公開されました。回転技の名前を題名にしながら、歌詞では「半径85センチ」という身近な範囲から始まり、自分がどこまで届くのかを測ろうとする人物を描きます。止まること、回り続けること、少しずつ届く範囲が広がることを、成長と自己肯定へ重ねた作品です。
■ 動画そのものが文化になった一曲
「ダブルラリアット」の原動画は、キャラクターが回り続ける単純な構成ですが、動画を一時停止すると巡音ルカの回転も止まる仕掛けがありました。視聴者が再生、停止、コメントによって作品へ参加できるニコニコ動画らしい演出です。
同曲はニコニコ動画で100万再生を超え、多数の歌い手、踊り手、演奏者にカバーされました。替え歌、手描き動画、MMDなども生まれ、巡音ルカ初期を代表する楽曲の一つとなりました。
■ 駄目な自分を笑いながら肯定する
「よっこらせっくす」は、下品に見える題名と軽快な掛け声を使いながら、疲れた人が何とか一日を進む姿を描きます。「サルでもわかる」「方向音痴」「HAKOBAKO PLAYER」「パラダイス明晰夢」「剛毛ハート」などにも、社会へ馴染めない人、自信のない人、失敗を繰り返す人への視線があります。
音楽はパンクやギターロックを基盤にし、ベースラインがよく動き、サビは大人数で歌える単純な言葉へまとめます。悲しい歌詞を暗いバラードへせず、明るい演奏で押し出すことがアゴアニキらしさです。
アルバム『アゴアゴーゴー』『アゴアゴーゴー2』『アゴアゴーゴー3』へ作品をまとめ、ボカロ活動とバンド活動を往復してきました。
カラオケでは「ダブルラリアット」「よっこらせっくす」「方向音痴」が中心です。高音の正確さだけでなく、サビを仲間へ向けて歌うような勢いが重要です。弱さを克服した成功者ではなく、駄目な部分を抱えたまま前へ進む人物を歌い、初期ボカロ文化へ親しみやすいロックアンセムを残した作家です。
アゴアニキの楽曲情報
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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