エイハブについて
■ VOCALOIDと生身のバンドを往復するプロジェクト
エイハブは、2020年4月から動画サイトを中心に作品を発表してきたボカロP/バンドです。活動初期は可不、初音ミク、flowerなどの音声合成ボーカルを用いた楽曲と、自身によるセルフカバーを並行して公開。2024年4月に、ボーカル・ギター、ギター、ベース、ドラムから成る4人組バンドであることを明かし、同年11月に「ある男」でメジャーデビューしました。
代表曲には「クィホーティ」「ケンカしようぜ」「アクター」「インヒューマン」「チャーリー」「にゅーれりじょん」などがあります。特に「クィホーティ」は、セルバンテスの『ドン・キホーテ』を思わせる題名、現実と妄想の境界を扱う歌詞、急激に変化するバンドサウンドによって知られました。VOCALOID版とセルフカバー版の両方が支持され、同じ曲を人工音声と人間の声で聴き比べるという、エイハブの活動形態を象徴する作品です。
■ 文学的な人物像と、刺のあるギターロック
エイハブの歌詞には、社会からずれた人物、他人との対立、自意識、信仰、情報への依存などが頻繁に登場します。曲名や物語には文学・宗教・寓話を思わせる要素がありますが、難解な引用だけで終わらず、現代の人間関係やSNS上の感情へ接続されます。
サウンドはオルタナティブロック、パンク、ファンク、ポストロックなどを横断します。硬いギターリフ、跳ねるベース、細かいブレイク、突然の転調やテンポ感の変化を使い、語りに近い低音から、感情を剥き出しにした高音へ展開します。「ケンカしようぜ」では、対立そのものを会話の入口として描き、荒々しい言葉とライブ感のある演奏を結び付けました。
■ コラボレーションとメジャー以降
MECREの企画から生まれた「にゅーれりじょん」では、キツネリ、喜夛口と共同制作を行い、複数の作家性を一曲へまとめました。メジャーデビュー曲「ある男」は、バンドとしての演奏と物語性を前面に出した作品です。続く「うろん」では、偏った情報だけを信じ、自分で考えなくなる態度へ疑問を投げかけました。
歌ってみたでは「クィホーティ」「ケンカしようぜ」「インヒューマン」などが選ばれます。音域が広く、言葉を拍の裏へ置く箇所や、低い語りから鋭い高音へ跳ぶ箇所が多いため、単純な高音曲以上にリズムと演技が難しい楽曲です。一方、歌い手が声の荒さや人物像を加える余地が大きく、VOCALOID版、本人歌唱、第三者のカバーで異なる主人公が立ち上がります。ボカロPからバンドへ移行したのではなく、二つの形式を並行させている点が、エイハブの大きな特徴です。
エイハブの楽曲情報
エイハブに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、エイハブがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているエイハブのカバー曲は0件です。オリジナル曲は2件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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