えいぷについて
■2023年の初投稿から急伸した、色彩の濃い新世代ボカロP
えいぷは、2023年10月に初投稿したボカロPです。可不、初音ミク、重音テトなどを使い、活動初期からポップなメロディー、歪んだ電子音、急激な場面転換を組み合わせた作品を発表してきました。長い活動歴や大量の旧作を持つタイプではありませんが、一曲ごとの視覚的なイメージが強く、短期間でリスナーを増やした新世代の制作者です。
2024年発表の「頭ン痛」は、えいぷを広く知らしめた代表曲です。片頭痛を題材に、サイケデリックな音色、圧迫感のあるビート、重音テトの明るく芯のある声を衝突させています。「フルテンで痛覚 ディストーション」といった刺激の強い言葉や、“魂の低気圧ソロ”と名付けられたギターソロなど、身体的な痛みをユーモアと過剰な音圧へ変換した点が特徴です。深刻な不調をただ暗く描かず、聴き手が口ずさめるフックへ加工したことで、歌ってみたや短尺動画でも広がりました。
■音の密度とドラマチックな展開
えいぷの楽曲は、イントロから複数の音が飛び交い、短い時間の中で静と動、明と暗を大きく切り替えます。シンセサイザー、ギター、加工された効果音、細かなドラムを重ねても、中心には覚えやすい歌のメロディーがあります。歌詞では、頭痛、劣等感、無気力、他者との分断、ネット上の視線など、若い世代が実感しやすい不快感を、強い単語と語呂のよいフレーズに置き換えます。
「誹謗熱中症」「ノーマルコンプレックス」「NPC」「弱者のマーチ」「やる気が出ない歌」などの題名にも、現代的な息苦しさを自嘲的に扱う姿勢が表れています。重音テトSVを中心に据える作品では、張りのある高音と人間に近い滑らかな発音を生かし、初音ミクとの組み合わせでは声質の差を会話や対立のように聞かせます。
2026年の「スプリットダンス」では初音ミクと重音テトを組み合わせ、二つの声が交差する構成とダンス性の高いリズムが注目されました。単独ボーカルのインパクトだけでなく、複数の合成音声を役割分担させる制作へ広がっていることが分かります。
■歌ってみたで人気が出る理由
えいぷの曲は、サビの一言が強く、映像と合わせた瞬間に内容が伝わりやすいため、歌い手や動画制作者が自分の演出を加えやすい作品です。一方で実際に歌うと、細かなリズム、急な音程移動、休みの少ないフレーズが続き、見た目以上に難度があります。重音テトの明るい高音を人間がそのまま再現すると力みやすく、地声と裏声の切り替えが重要です。
当サイトでは「頭ン痛」「スプリットダンス」などを掲載しています。「頭ン痛」は勢いを落とさずに子音をそろえること、「スプリットダンス」は二人分の掛け合いを一人で歌う場合の息配分がポイントです。キー差を確認する際は最高音だけでなく、テンポを維持したままサビを複数回歌えるかまで試すと、実用的な設定を選びやすくなります。
えいぷの楽曲情報
えいぷに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、えいぷがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているえいぷのカバー曲は0件です。オリジナル曲は2件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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