CASIについて
■ 社会風刺とネット文化を切り取るボカロP
CASIは、flower、GUMI、初音ミク、星界などの合成音声を用いるボカロPです。かつては2人組音楽ユニット「Anoyoru」として活動し、「そして音楽を作る」以降はソロ名義で作品を発表しています。代表曲には「尊き推し」「カキン獣」「ローガイ」「夏風物詩」「そして音楽を作る」などがあります。
CASIの曲は、恋愛や青春だけでなく、推し活、課金、老害、SNS、創作活動といった現代のネット生活を題材にします。題名を見ただけでテーマが分かる一方、単なる時事ネタで終わらず、依存、承認欲求、消費、世代間の衝突へ話を広げる点が特徴です。
■ 「尊き推し」と「カキン獣」
「尊き推し」は、推しへ向ける強い愛情、生活の中心が一人の存在へ占められる感覚を、明るく勢いのあるポップスへしました。宗教的な崇拝にも似た“尊い”というネット語を、合成音声の反復と強いサビで見せます。
「カキン獣」は初音ミクを使用し、ゲームやアプリへ課金を続ける人物を怪物として描きます。課金する本人を単純に否定するのではなく、快感、後悔、さらに支払う衝動をコミカルに表現します。「ローガイ」ではflowerの低い声を使い、古い価値観を押し付ける人物と、それを見ている側の苛立ちを強いロックへ変えました。
■ 複数音声をテーマに合わせて選ぶ制作
flowerは皮肉や怒り、GUMIは人間的な中音、初音ミクは明るさと人工性、星界は静かな浮遊感を生かします。「夏風物詩」では星界の声と夏の情景を結び付け、「ララバイ528」ではGUMIを用いて眠りを意識した穏やかな音響へ進みました。一つの声へ固定せず、歌詞の主人公に合わせて音声を選ぶ作家です。
映像では、文字、イラスト、ネット画面を思わせる情報を強く見せ、SNS上で曲の主題が一瞬で伝わる構成を取ります。ニコニコ動画やYouTubeでは、「藁」を大量に並べた題名など、画面上の文字そのものを作品へする試みもあります。
カラオケでは「尊き推し」「ローガイ」「カキン獣」が歌われます。早口、皮肉な台詞、急な高音、声色の切り替えが必要です。CASIは、ネットユーザーが毎日使う言葉や行動を、その時代だけの小ネタにせず、現代人の欲望や孤独を映すボカロ曲へ変えるクリエイターです。
CASIの楽曲情報
CASIに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、CASIがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているCASIのカバー曲は0件です。オリジナル曲は1件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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