日向電工について
■ 難解な言葉と高速ロックを結び付けたボカロP
日向電工は、初音ミクを使用した高速VOCAROCKで知られるボカロPです。2012年前後から活動し、「アンダワ」「ワープアンドワープ」「ブリキノダンス」「ジベタトラベル」「スパークガールシンドローム」「ルスバンドライブ」「バケモノダンスフロア」などを発表しました。
投稿数は多くありませんが、一曲ごとの言葉、リズム、映像の密度が高く、2010年代のボカロシーンで強い個性を残しました。作品に登場する白黒の人物キャラクター「HITO」も、日向電工作品の視覚的な象徴です。
■ 「ブリキノダンス」の爆発的な拡散
最大の代表曲「ブリキノダンス」は、2013年に公開された初音ミク曲です。高速の四つ打ち、ギター、電子音、畳みかける歌詞を組み合わせ、2016年にニコニコ動画で100万再生を達成しました。
歌詞には、宗教、神話、東洋思想、外来語、造語を思わせる単語が大量に登場します。意味を一度で説明するのではなく、語感、韻、音の勢いで聴き手を引き込みます。「さあ、皆舞いな」という命令形の反復も、曲全体を儀式や群舞のように聞かせます。
歌い手の島爺によるカバーも大きな支持を集め、原曲の知名度をさらに高めました。低く太い人間の声で歌うことで、初音ミク版とは異なる呪術的な迫力が生まれ、歌ってみた文化を代表する難曲になっています。
■ 一貫した言葉と映像の世界
「ジベタトラベル」では、地面を這う感覚と旅を組み合わせ、「バケモノダンスフロア」では怪物たちの舞踏を思わせる高揚感を描きます。「ワープアンドワープ」「アンダワ」などにも、移動、反復、世界の裏側へ抜ける感覚が共通しています。
映像はモノクロを基調にし、HITOや幾何学模様、宗教画のような構図を配置します。本人が音楽ゲーム『グルーヴコースター』の演出や小物デザインを監修した例もあり、曲と映像を一つの作品として扱っています。
カラオケでは「ブリキノダンス」「ジベタトラベル」「バケモノダンスフロア」が人気です。極端に広い音域だけでなく、息継ぎの少なさ、子音の連続、細かなリズムが難所です。原曲キーへ固執するより、キーを調整して言葉を明瞭に出す方が曲の魅力が伝わります。日向電工は、意味を完全に理解できなくても身体が反応する「言葉のダンス」を作り、ボカロ曲の歌詞表現を大きく広げたクリエイターです。
日向電工の楽曲情報
日向電工に関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、日向電工がカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されている日向電工のカバー曲は0件です。オリジナル曲は1件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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