イチョウについて
■ 可不と初音ミクで“軽い言葉の怖さ”を描くボカロP
イチョウは、可不や初音ミクを用いた楽曲で知られるボカロPです。大規模なメディア露出よりも、YouTubeや配信サービス、歌詞サイトを通してじわじわ聴かれているタイプの作家で、『全部君のせいだ』『先生に言っちゃお』などが代表曲です。TuneCoreのアーティスト紹介では「ポップな音楽を作ります!」とされており、実際に曲調は明るく聴こえるものが多い一方、歌詞には依存、責任転嫁、幼さ、皮肉、対人関係のこじれのような感情が入り込みます。可愛い音と不穏な言葉のズレが、イチョウ作品の大きな特徴です。
■ 『全部君のせいだ』の広がり
代表曲『全部君のせいだ』は、イチョウの3作目として知られ、自身最大のヒット作とされています。YouTubeでは2023年時点で約120万回再生に到達しており、後には初音ミクカバー版も投稿されました。タイトルそのものが強いフックになっており、誰かに責任を押しつけるような言葉を、可不の少し幼く無機質な声で歌わせることで、ポップなのに引っかかる印象を作っています。第6回プロセカNEXT応募楽曲として扱われた初音ミク版もあり、同じ曲でも可不と初音ミクで受ける印象が変わる点が面白い作品です。
■ 『先生に言っちゃお』と作風の方向性
『先生に言っちゃお』は、可不を使った楽曲として知られ、タイトルからして子どもの口調や学校的な空気を連想させます。イチョウの曲は、難解な比喩を大量に詰め込むというより、日常的で短い言葉をフックにして、少しぞっとする感情へつなげるタイプです。メロディは比較的キャッチーで、可不の声質に合う軽さがありますが、歌詞の中身は単純な明るさでは終わりません。ポップな音像と、幼さを含む攻撃性の組み合わせが、歌ってみたでも解釈を出しやすいポイントになります。
■ カラオケキー検索で見るポイント
このサイトでは『全部君のせいだ』『先生に言っちゃお』が掲載対象です。『全部君のせいだ』は初音ミク版が登録され、最高音B5付近まで上がります。『先生に言っちゃお』は可不曲として登録され、最高音C#5付近と極端な超高音ではありませんが、可不特有の軽い発声、言葉の切り方、幼いニュアンスを人間の声で出すのが難所です。イチョウ作品は、キーを下げすぎると可愛さや危うさが薄れやすく、上げすぎると歌詞の嫌味や脱力感が出にくくなります。音域だけでなく、ポップさと不穏さが両方残るキーを探すことが重要なアーティストです。
イチョウの楽曲情報
イチョウに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、イチョウがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているイチョウのカバー曲は0件です。オリジナル曲は2件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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