勇魚について
■「メンヘラじゃないもん!」で広がった、毒と可愛さのボカロP
勇魚は、VOCALOIDを用いて作詞、作曲、編曲を行うボカロPです。初音ミク、音街ウナを中心に、可愛らしい声と、依存、不安定な感情、自己否定、恋愛の執着を組み合わせた楽曲で知られます。明るいテンポ、キャッチーな掛け合い、カラフルな映像の中へ、笑って済ませにくい感情を入れる作風が特徴です。
代表曲「メンヘラじゃないもん!」は、勇魚の6作目にあたる作品です。初音ミクと音街ウナによる二人の掛け合いを使い、「自分は大丈夫」と主張しながら、歌詞が進むほど不安定さが明らかになる構成になっています。180前後の速いテンポ、会話のような台詞、細かい合いの手、明るい電子音によって、重い題材を中毒性の高いポップソングへ変えました。同曲は勇魚にとって初のニコニコ動画殿堂入り作品となり、歌ってみた、踊ってみた、手描き動画などへ広がりました。
■二人のキャラクターが会話する構成
勇魚の楽曲では、単独の歌唱だけでなく、複数の声が互いを否定したり励ましたりする構成が多く見られます。「メンヘラじゃないもん!」では、初音ミクの軽く透明な声と、音街ウナの元気で鋭い声の違いが、二人の人物像を作っています。続編的な位置付けの「ラブドゥスムージー」でも、恋愛感情の甘さと危うさを、可愛い言葉と高速の展開へ落とし込みました。
調声は、合成音声を自然な人間へ近づけるだけでなく、語尾の跳ね方、子音の強さ、急な声色変化をキャラクター演技として使います。映像も重要で、「メンヘラじゃないもん!」ではイラストと歌詞表示が感情の揺れを補強し、曲を知らない視聴者にも関係性が伝わるよう作られています。
■歌ってみた文化との相性
当サイトでは「メンヘラじゃないもん!」を掲載しています。この曲が多くカバーされる理由は、二人組で役割を分けやすく、歌い手同士の会話や演技を見せられることにあります。女性二人、男女、VTuber同士、一人二役など、組み合わせによって印象が大きく変わります。
実際の歌唱では、高音よりもテンポ、滑舌、息継ぎ、台詞の切り替えが難所です。一人で全パートを歌う場合は、原曲より休みが少なくなり、難度がさらに上がります。キーを決める際はサビの高さだけでなく、早口部分を感情を込めたまま崩さず歌えるかを確認する必要があります。声を張りすぎず、明るさの裏に少し不安を残すと、勇魚らしい作品の二面性が伝わりやすくなります。
勇魚の楽曲情報
勇魚に関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、勇魚がカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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