じーざすについて
■鏡音リン・レンを「ゲームの主人公」に変えたクリエイター
じーざすは、マイナスとともに音楽制作サークル「ワンダフル☆オポチュニティ!」を構成するボカロPです。サークルは2009年に結成され、略称の「ワンオポ」で親しまれています。2人とも鏡音リン・レンを主要ボーカルとして使用しますが、じーざすの作品は、明るい電子音、8bitゲームを思わせる効果音、テンポの速い掛け合い、コミカルな物語が前面に出る傾向があります。
最大の特徴は、リンとレンを単に同じ曲を歌う男女ボーカルとして扱わず、互いに突っ込み、競い、命令し、失敗する「登場人物」として動かすことです。台詞のようなフレーズ、左右から飛び交う声、短い合いの手を組み合わせ、音声合成だからこそ成立するスピード感のある劇を作ります。
■「リモコン」から広がったリン・レンの掛け合い
代表曲「リモコン」は、リンとレンの声を操作ボタンや命令語のイメージに重ねた高速ダンスチューンです。短く切られた言葉、電子音の反復、二人の交互歌唱が中毒性を生み、踊ってみた、歌ってみた、MMDなど多くの二次創作へ広がりました。2017年の初音ミク「マジカルミライ」でも披露され、鏡音デュエットを代表する曲の一つとして定着しています。
「しんでしまうとはなさけない!」と「ぼうけんのしょがきえました!」では、RPGの勇者、王様、冒険、ゲームオーバーといった要素を、失敗続きのコメディへ転換しました。壮大なファンタジーを描くのではなく、勇者と仲間の頼りなさや理不尽な命令を高速の会話劇にするため、ゲーム文化を知るリスナーほど細かなネタを楽しめます。「鬼KYOKAN」では軍隊的な号令と訓練を題材にし、勢いのある掛け声と厳しいリズムを組み合わせました。
■『プロジェクトセカイ』で生まれた新たな代表曲
2022年には、ゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のワンダーランズ×ショウタイムへ「にっこり^^調査隊のテーマ」を書き下ろしました。好奇心旺盛な調査隊が世界を走り回るような楽曲で、複数キャラクターが次々に歌い継ぐ構造、台詞、掛け声、急速な展開は、じーざすが長年磨いてきた群像的な作曲法と高い相性を示しました。
同ゲームには「リモコン」「ぼうけんのしょがきえました!」も収録され、異なる世代のプレイヤーへ過去曲が再発見されています。ワンオポは同人アルバム「WANOPO!」シリーズを継続し、2024年には『WANOPO! VOL.20』を発表。長期活動を続けながらも、鏡音リン・レンの新しい掛け合いやキャラクター性を更新しています。
■カバーで問われる役割分担
じーざすの曲が歌ってみたで人気を持つ理由は、二人以上で役割を分けたときに「演じる楽しさ」が生まれるためです。「リモコン」は声質の対比、「しんでしまうとはなさけない!」は勇者と王様の性格づけ、「にっこり^^調査隊のテーマ」は複数人のテンション管理が見せ場になります。原曲の音域だけでなく、早口、ブレス位置、台詞の表情、ユニゾンの精度が必要で、歌唱と演技の両方を試せます。
映像ではグライダー絵師との組み合わせでも知られ、キャラクターの表情や動きが音楽のギャグと連動します。ゲーム音楽の記号、ボカロの高速歌唱、リン・レンの双子のような対称性、ネット上の二次創作文化を一つにまとめたことが、じーざすの大きな功績です。
じーざすの楽曲情報
じーざすに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、じーざすがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているじーざすのカバー曲は0件です。オリジナル曲は3件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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