JITTERIN’JINNについて
■ 奈良から登場した四人組の高速ポップバンド
JITTERIN'JINNは、奈良県で結成されたロックバンドです。ボーカルの春川玲子を中心に、破矢ジンタが作詞・作曲とギターを担い、1989年にテレビ番組『三宅裕司のいかすバンド天国』へ出演して注目されました。同年「エヴリデイ」でメジャーデビューし、短い曲の中にスカ、ロカビリー、パンク、歌謡曲、沖縄音階などを詰め込んだ独自のポップスを確立しました。
代表曲「プレゼント」は、恋人からもらった品物を次々に列挙する明るい曲に聞こえますが、最後には関係の終わりが示されます。軽快なリズムと失恋の痛みを同時に置く構成は、JITTERIN'JINNの歌詞を象徴しています。「にちようび」も、スカの跳ねるビート、琉球音階、ヨーデルのような歌唱を結び付けた異色のヒット曲です。
■ 「夏祭り」が世代を越えた理由
1990年発表の「夏祭り」は、夜店、花火、浴衣、届かない恋を描いた曲です。原曲は高速のドラム、鋭いギター、春川玲子の真っ直ぐな高音が前面に出たロックナンバーでした。2000年にWhiteberryがカバーし、テレビドラマや音楽番組を通して再び大ヒットしたことで、原曲を知らない世代にも広がりました。
その後も、ガールズバンド、アイドル、声優、アニメ作品、音楽ゲームなどで繰り返しカバーされ、夏の定番曲になっています。祭りの楽しさだけでなく、花火が消える瞬間と恋の終わりを重ねた歌詞が、世代や歌唱者を越えて成立する理由です。
■ 短い曲に詰め込まれたリズムと言葉
JITTERIN'JINNの曲は2~3分台のものが多く、前奏や間奏を長く取らず、印象的なリフとサビを素早く提示します。「SINKY-YORK」「黄金の夜明け」「アニー」「相合傘」「帰っておいで」などにも、日常の具体的な物、場所、相手との距離が登場します。
演奏は簡潔に聞こえますが、スカの裏打ち、細かなベース、速いドラム、急な展開転換があり、バンドで再現する難度は低くありません。春川の歌唱は装飾を抑え、言葉を真っ直ぐ飛ばすため、明るい曲調の奥にある寂しさが際立ちます。
カラオケでは「夏祭り」「プレゼント」「にちようび」が定番です。原曲キーは女性曲として高めで、「夏祭り」はサビの高音を保ちながら速いテンポに乗る必要があります。「プレゼント」は品物の名前を明瞭に並べ、後半の感情変化を作ることが重要です。JITTERIN'JINNは、パンクの速さと日本語歌謡の情緒を結び付け、後世のバンドやカバー文化へ強い影響を残しました。
JITTERIN’JINNの楽曲情報
JITTERIN’JINNに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、JITTERIN’JINNがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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