片霧烈火について
■ 同人音楽と商業ゲーム音楽を横断してきた歌い手
片霧烈火は、1999年頃から活動するボーカリスト、作詞家、作曲家、企画制作者です。高校入学を機に自主制作を始め、音系同人、PCゲーム、ネット声優、オリジナルCD制作などを並行してきました。主宰サークル「CLOSED/UNDERGROUND」では、自身の歌唱だけでなく、作品コンセプト、作詞、制作進行まで担っています。
2004年、アルバム『みんのうた。』でメジャーデビューしました。この作品は、同人音楽で培った物語性や実験性を保ちながら商業流通へ進んだ重要作です。片霧烈火は、メジャーへ移った後も同人活動をやめず、商業と自主制作を上下関係ではなく並列の場として扱ってきました。
■ ゲーム主題歌で確立した存在感
片霧烈火の名を広く知らしめた曲の一つが、PCゲーム『G線上の魔王』主題歌「Answer」です。強い地声、高速の言葉、ドラマチックな転調を組み合わせ、作品の緊張感を押し上げました。「get the regret over」「ふたりの場所」「刻天の絆」「闘艶結義~トウエンノチカイ~」などもゲーム音楽ファンに長く支持されています。
2006年にはテレビアニメ『ひぐらしのなく頃に』エンディングテーマ「why, or why not」を歌唱しました。英語詞を中心とした静かな楽曲で、激しいゲーム主題歌とは異なり、息を抑えた低音と不安定な情緒を表現しています。また「when they cry」など、『ひぐらし』関連の同人・企画作品とも深く関わりました。
■ ジャンルを固定しない歌唱
本人が掲げる「表現に相応しき己で在れ」という姿勢どおり、歌唱はロック、バラード、ジャズ、民族音楽風、電波ソング、アイドル風まで大きく変化します。太く鋭い高音だけでなく、少年役のような声、語り、囁き、コーラスも使い分けます。曲に自分の歌い方を当てはめるのではなく、作品の登場人物や世界観に合わせて声を作るタイプです。
茶太、霜月はるか、MANYO、たくまる、ぺーじゅんなど、同人・ゲーム音楽圏の作家や歌手との共演も多く、2000年代の「同人ボーカル」という文化を支えました。2011年にはワークスベスト『History of WORXSONGz』が発表され、多数のタイアップ曲が整理されています。
カバーでは「Answer」「get the regret over」「ふたりの場所」「why, or why not」が選ばれやすい楽曲です。ロック曲は高音と声量、バラードは細かな息遣い、英語曲は発音と不穏な空気の維持が必要です。作品ごとに声色が大きく違うため、一つの「片霧烈火らしさ」を模倣するより、歌詞の人物を演じる方が原曲へ近づきます。同人音楽の自主性と商業作品の要求を両立し、長期間にわたりゲームソングの表現幅を広げてきた歌い手です。
片霧烈火の楽曲情報
片霧烈火に関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、片霧烈火がカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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