keeno
オリジナル曲一覧
| 曲名 | キー | 公開年 | 動画 |
|---|---|---|---|
| crack | Ebm | 2010 | 視聴 |
| crack | E | 2010 | 視聴 |
| she | Ab | 2020 | 視聴 |
| morning haze | F | 2015 | 視聴 |
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keenoについて
■「glow」一曲目で確立した音
keenoは、2010年6月に初投稿曲「glow」で登場したボカロPです。初音ミクAppendのDarkを用い、柔らかく息を含んだ歌声、残響の深いギター、ゆっくりと広がるバンドサウンドで、投稿時点から明確な個性を示しました。「glow」は初投稿ながらVOCALOID殿堂入りを果たし、2013年には自身初のミリオン再生を達成。激しい展開や高速歌唱が目立っていた時期のボカロシーンで、声を張り上げない失恋の歌が大きく受け入れられました。
2作目「crack」は週刊VOCALOIDランキングで1位を獲得し、その後も「longing」「fix」「bitter」「morning haze」「in the rain」などを発表しています。題名に英単語を用いる曲が多く、歌詞では、別れた相手への未練、言えなかった言葉、戻れない時間、雨や朝の光を繰り返し描きます。大事件を語るのではなく、部屋に残る気配や手の温度のような小さな感覚から喪失を浮かび上がらせる点が特徴です。
■ミクDarkを「弱い声」のまま成立させる
keenoの代表的な音声は初音ミクAppend Darkです。人間らしく強く歌わせるのではなく、合成音声特有の細さや均一さを残しながら、語尾、息、音量の変化で感情を作っています。この調声は高く評価され、「伝説のDarkマスター」と呼ばれることもあります。楽器面ではポストロックやシューゲイザーを思わせるクリーンギター、アルペジオ、歪みの壁、ピアノ、長いリバーブを使用。静かなAメロから、サビや終盤でギターの層が一気に広がる構成が多く、音の大きさそのものが感情の変化を表します。
使用音源は初音ミクが中心ですが、コンピレーションではGUMIやIAを用いた作品もあります。ただし声が変わっても、短い言葉を反復し、余白を多く残す書き方は一貫しています。ボーカルが過度に前へ出ないため、歌詞、ギター、残響が一つの景色として聞こえるのがkeenoのサウンドです。
■アルバムと人間の歌声への展開
2013年、EXIT TUNESから1stメジャーアルバム『in the rain』を発表。「glow」「crack」「fix」などの代表曲をまとめ、keenoの雨と喪失の世界をアルバムとして提示しました。2015年の2ndアルバム『before light』には、新曲と既発曲を通じて、暗闇から朝へ向かう時間の流れが組み込まれています。
2016年には『keeno song collection -feat. female singer-』を完全プロデュースし、女性シンガー3名によって自身の楽曲を再解釈しました。VOCALOID版の抑制された感情と、人間の声に生まれるブレスや揺れを比較できる作品であり、keenoのメロディーが合成音声だけに依存していないことを示しています。歌い手による「glow」「crack」「fix」のカバーも早い時期から多数投稿され、ボカロ曲と歌ってみた文化を結ぶ定番曲になりました。
■高音よりも息と感情の配分が難しい
keenoの曲はテンポが遅く、音数も整理されているため、譜面だけを見ると歌いやすそうに見えます。しかし、長い音を弱く安定させること、音程を下からすくい過ぎないこと、サビまで声量を残すことが必要です。「glow」は後半へ向けた段階的な盛り上げ、「crack」は繊細な低音と高音の跳躍、「fix」は語尾の息とリズムが難所になります。原曲キーは女性声域で高い部分がありますが、キーを下げても雰囲気が損なわれにくく、男性歌い手にも広くカバーされています。
カバー人気が続く理由は、歌詞に具体的な人物設定を置き過ぎず、歌う人の失恋や喪失を重ねられること、ピアノやアコースティックギターだけでも旋律が成立することにあります。keenoは、VOCALOIDに大きな感情を演技させるのではなく、消え入りそうな声を守ったまま聴き手の感情を引き出す、ボカロバラードの重要な作家です。
keenoの楽曲情報
keenoに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、keenoがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているkeenoのカバー曲は0件です。オリジナル曲は4件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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