キリンジについて
■ 兄弟デュオから堀込高樹のバンドへ
キリンジは、堀込高樹と堀込泰行の兄弟によって1996年に結成された音楽ユニットです。1998年にシングル「双子座グラフィティ」でメジャーデビューし、洗練されたコード進行、緻密なコーラス、日常の裏側を切り取る歌詞で評価を高めました。2013年に弟の泰行が脱退した後は、高樹を中心とする複数人編成のKIRINJIへ移行し、さらに2021年以降は堀込高樹のソロプロジェクトとして継続しています。
兄弟期には、高樹と泰行がそれぞれ作詞・作曲・歌唱を担当し、同じグループの中に異なる作家性が共存していました。高樹は皮肉、社会観察、不穏な物語を好み、泰行は滑らかなメロディーと恋愛の距離感を得意とします。
■ 「エイリアンズ」が時間をかけて代表曲へ
2000年のアルバム『3』に収録された「エイリアンズ」は、発売当初のチャート成績だけでなく、長い時間をかけて評価が広がった代表曲です。夜の住宅地を歩く二人を、地球へ迷い込んだ異星人になぞらえ、恋愛の親密さと社会から切り離された感覚を描きました。泰行の柔らかな高音、浮遊するコード、サビの転調感が特徴で、のん、LINEモバイルのCM、秦基博、JUJU、のん、Charaなど多くの歌手によるカバーを通じて世代を越えて知られました。
「雨は毛布のように」「Drifter」「スウィートソウル」「十四時過ぎのカゲロウ」「愛のCoda」なども、シティポップ、ソウル、AOR、フォークを高度なポップスへまとめた作品です。歌詞は美しい情景だけでなく、嫉妬、残酷さ、社会の歪みを含み、一度で意味を決めにくい余韻を残します。
■ バンド編成で進んだ新しいKIRINJI
2013年以降は、田村玄一、楠均、千ヶ崎学、弓木英梨乃、コトリンゴらが参加するバンド編成となり、『11』『ネオ』『愛をあるだけ、すべて』などを発表しました。「進水式」「The Great Journey」「AIの逃避行」「時間がない」では、アフロビート、エレクトロ、ファンク、ヒップホップへ接近しています。
特に「時間がない」は、年齢を重ね、残された時間を意識する人物を、踊れるファンクへ乗せた曲です。暗い主題を軽快なサウンドで包む高樹の作風がよく表れています。
カラオケでは「エイリアンズ」「Drifter」「雨は毛布のように」「スウィートソウル」が人気です。極端な声量より、複雑な音程、裏声、コードに沿った繊細なピッチが難所です。男女を問わずキー変更で歌いやすく、歌い手によってジャズ、R&B、弾き語りへ変えられるため、カバーが長く続いています。
キリンジの楽曲情報
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- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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