小室哲哉について
■ TM NETWORKから「小室ブーム」へ
小室哲哉は、作曲、作詞、編曲、プロデュース、キーボード、シンセサイザープログラミングまで担う音楽家です。1983年に宇都宮隆、木根尚登とTM NETWORKを結成し、1984年に「金曜日のライオン」でデビューしました。TM NETWORKではシンセサイザーとシーケンサーを前面に出し、日本のロック/ポップスへダンスミュージックの構造を持ち込んだ点が重要です。
代表曲「Get Wild」は、テレビアニメ『シティーハンター』のエンディングテーマとして1987年に発表されました。都会的なコード進行、機械的なビート、宇都宮隆の伸びやかな歌唱が結び付き、長期間にわたりリミックスやカバーが作られる作品になっています。「BEYOND THE TIME」「Self Control」「SEVEN DAYS WAR」なども、未来感のある電子音と青春の焦燥を組み合わせたTM NETWORKの代表曲です。
■ プロデューサーが時代の中心に立った1990年代
1993年にtrfを手掛けたことをきっかけに、プロデューサーとして急速に存在感を高めました。篠原涼子 with t.komuro「恋しさと せつなさと 心強さと」、安室奈美恵「CAN YOU CELEBRATE?」「Don't wanna cry」、華原朋美「I'm proud」、globe「DEPARTURES」「Can't Stop Fallin' in Love」、H Jungle with t「WOW WAR TONIGHT」など、歌手の声質と人物像に合わせたヒット曲を連続して制作しました。
1995年にはKEIKO、MARC PANTHERとglobeを結成し、自身もメンバーとして演奏と歌唱に参加しました。globeは「Feel Like dance」でデビューし、アルバム3作品の累計売上が短期間で1000万枚を超える規模へ成長。「wanna Be A Dreammaker」は日本レコード大賞を受賞しました。
■ 「小室進行」と呼ばれる作曲法
小室作品には、短調を基調にしながら疾走感を生むコード進行、シンセベース、四つ打ち、ピアノの反復フレーズ、サビで一気に音域を上げる構成が多く見られます。特に「VI→VII→VIm」などを核とする進行は後に「小室進行」と呼ばれ、J-POP、アニメソング、ボカロ曲にも広く応用されました。
メロディーは狭い音域に収めず、低いAメロから高いサビへ跳ぶことが多い一方、リズムは明確で覚えやすく設計されています。デジタルな伴奏に、人間の感情を強く表す歌詞と歌声を重ねることが、小室サウンドの核です。
カラオケでは「Get Wild」「DEPARTURES」「I'm proud」「CAN YOU CELEBRATE?」「恋しさと せつなさと 心強さと」が定番です。女性曲は高音が連続し、男性曲でもサビの音域が高めです。シンプルに歌い上げるだけでなく、16ビートへ言葉を正確に置き、電子的な伴奏の中で声を前へ出す必要があります。プロデューサーという役割を一般社会へ広く認知させ、日本のポップスを制作システムごと変えた人物です。
小室哲哉の楽曲情報
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- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
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