クマムシについて
■ お笑いの一節が、本格的なポップソングへ変わった転機
クマムシは、長谷川俊輔と佐藤大樹によるお笑いコンビです。2010年に結成され、ワタナベエンターテインメントに所属。長谷川が歌とネタ作り、佐藤が合いの手やツッコミを担う歌ネタで注目されました。最大の転機は、コント中の短いフレーズから生まれた「あったかいんだからぁ♪」です。
このフレーズは、女性アイドル風の甘い歌い方で「特別なスープ」を差し出す場面から生まれました。『ぐるぐるナインティナイン』の「おもしろ荘」などで披露されると急速に浸透し、2015年2月に正式なデビューシングルとして発売されました。作詞・作曲はクマムシ、編曲は十川ともじ。単なるネタ音源ではなく、Aメロ、Bメロ、サビを備えた完成度の高いJ-POPへ拡張されています。
■ 一発の流行語を超えた記録
「あったかいんだからぁ♪」はオリコン週間10位、レコチョク週間1位を記録し、日本レコード大賞特別賞、日本有線大賞有線話題賞、日本ゴールドディスク大賞の受賞へつながりました。お笑い芸人による楽曲として異例の規模でヒットし、テレビ、CM、学校行事、忘年会、動画投稿へ広がりました。
続く「なんだしっ!」でも、長谷川の高い歌声と佐藤の合いの手を生かし、日常会話の一言をサビへ変える方法を継続しました。クマムシの音楽的な特徴は、歌唱力を笑いの外側に置かず、真剣に歌うこと自体をネタの構造へ組み込んでいる点です。長谷川の声はファルセットを交えた高音が中心で、女性アイドル曲のような甘さと、男性芸人が歌っている違和感が同時に生まれます。
■ カバー文化との相性
「あったかいんだからぁ♪」は、替え歌、ダンス、声真似、アイドルや声優によるカバーが大量に作られました。サビが短く、最初の一度で覚えられ、歌詞の一部を別の言葉へ置き換えやすいことが拡散の理由です。一方で原曲を通して歌うと、Aメロの低音からサビのファルセットまで意外に音域が広く、コミカルな印象以上に歌唱力が求められます。
カラオケでは、音程を正確に取るだけでなく、合いの手、表情、声色の切り替えが重要です。二人で歌えば、長谷川の歌唱パートと佐藤のツッコミを分担でき、原曲の空気を再現しやすくなります。クマムシは、数秒の歌ネタを全国的なヒット曲へ育て、お笑い、流行語、J-POP、動画文化が交差する2010年代半ばの空気を象徴したコンビです。
クマムシの楽曲情報
クマムシに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、クマムシがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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