竹内まりやについて
■シティポップの再評価を世界規模へ押し広げたシンガーソングライター
竹内まりやは、島根県出雲市出身のシンガーソングライターです。慶應義塾大学在学中に音楽活動を始め、1978年にシングル「戻っておいで・私の時間」、アルバム『BEGINNING』でデビューしました。初期はアイドル性を備えたポップシンガーとして活動し、「SEPTEMBER」「不思議なピーチパイ」などをヒットさせましたが、多忙な芸能活動から距離を置いた後、作詞・作曲を自ら担うシンガーソングライターとして本格的に再出発しました。
1984年のアルバム『VARIETY』は、その転換を象徴する作品です。全曲の作詞・作曲を竹内まりやが担当し、山下達郎が編曲とプロデュースを担いました。都会的なディスコサウンドの「プラスティック・ラブ」、失恋後の時間を描く「もう一度」、後に多くの歌手へ歌い継がれる「マージービートで唄わせて」などを収録しています。
■「プラスティック・ラブ」の世界的な再発見
「プラスティック・ラブ」は発売当時から評価された曲でしたが、2010年代後半にYouTubeなどを通じて海外へ急速に広がりました。日本の1980年代ポップスを指す「シティポップ」が国際的に再評価される流れの象徴となり、公式ミュージックビデオの制作、12インチ盤の再発、海外アーティストによるカバーへつながりました。夜の都会、孤独を隠す恋愛、華やかなサウンドと内省的な歌詞の対比が、言語を越えて受け入れられた理由です。
竹内まりやの代表曲は「駅」「元気を出して」「シングル・アゲイン」「告白」「家に帰ろう(マイ・スイート・ホーム)」「人生の扉」など多岐にわたります。自身で歌うだけでなく、薬師丸ひろ子「元気を出して」、中森明菜「駅」、河合奈保子「けんかをやめて」など、他歌手へ提供した曲を後にセルフカバーする制作スタイルも重要です。歌手の人物像に合わせて書いた曲が、竹内自身の声で別の物語へ変わる点に作家としての力量が表れています。
■カラオケで問われる言葉とグルーヴ
竹内まりやの曲は、極端な高音よりも、日本語の自然な発音、リズムの後ろへ乗る感覚、語尾の余韻が難所です。「プラスティック・ラブ」は低音から中高音まで幅があり、英語句と日本語を滑らかにつなぐ必要があります。「駅」や「シングル・アゲイン」では、声量を上げるより、情景が見えるように言葉を置くことが重要です。
多くの人にカバーされるのは、メロディーが普遍的でありながら、年齢や声質によって歌詞の意味が変化するためです。キーを選ぶ際は最高音だけでなく、Aメロの低音が自然に響き、サビで無理なく感情を広げられる位置を確認すると、竹内まりやらしい落ち着きと都会的なグルーヴを両立しやすくなります。
竹内まりやの楽曲情報
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
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- DECO*27 59曲
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