宮下遊について
■ 歌唱、作曲、イラスト、MVを一人で横断する表現者
宮下遊は、2008年からネットシーンを中心に活動するシンガー、作詞家、作曲家、編曲家、イラストレーターです。歌ってみた投稿で知られるようになりましたが、歌唱だけでなく、オリジナル曲の制作、ミックス、イラスト、アニメーションMVまで手掛けます。2016年にメジャー1stアルバム『紡ぎの樹』を発表し、ネット発の歌い手から、世界観を総合的に作るソロアーティストへ活動を広げました。
声の特徴は、低く掠れた地声、少年にも女性にも聞こえる中性的な高音、裏返りを表現として使うファルセットです。一曲の中で声の年齢や人格を変え、主人公の不安定さを演じます。綺麗に整った歌声だけでなく、息、歪み、囁き、叫びを残すため、ダークなボカロ曲や物語性の強い曲と特に相性があります。
■ 「ヲズワルド」「キルマー」で広がったカバー表現
煮ル果実「ヲズワルド」の歌ってみたは、宮下遊を代表する投稿です。原曲の不穏なリズムと皮肉な歌詞に、複数の声色、笑い、息遣いを加え、YouTubeで数千万回規模の再生を記録しました。「キルマー」「シャルル」「エンドロール」「邪魔」「オートファジー」などのカバーでも、原曲を正確に歌うだけでなく、人物の精神状態を声で再構築しています。
特に「ヲズワルド」と「キルマー」は、低音と高音の急な切り替え、子音の強調、台詞のような歌唱があり、宮下遊のカバーが別の解釈として定着しました。歌い手が原曲の知名度を押し上げる、2010年代後半の歌ってみた文化を象徴する例です。
■ オリジナル作品と共同制作
アルバム『紡ぎの樹』『青に歩く』『錆付くまで』『白紙』などを通して、自作曲と提供曲を組み合わせています。テレビアニメ『プラチナエンド』エンディングテーマ「降伏論」では、かいりきベアの作曲と宮下遊の声が結び付きました。seeeeecunとの「狂おうぜ」、柊キライとの「グレイン」、てにをはとの「御涙頂戴」など、ボカロPとの共同制作も多くあります。
2018年の初ワンマンは新宿ReNYで完売し、追加公演のTSUTAYA O-EASTも完売しました。ライブでは録音時の多重的な声を一人で再現しつつ、映像と照明を含む世界観を作ります。
カラオケでは「降伏論」「ヲズワルド」「キルマー」「狂おうぜ」が人気ですが、広い音域と声色の切り替えが必要です。宮下遊は、歌い手、ボカロP、イラストレーターを別々の役割に分けず、一人の作者が声と映像の両方で物語を作る表現を確立した人物です。
宮下遊の楽曲情報
宮下遊に関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、宮下遊がカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 60曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- 40mP 24曲
- Giga 24曲
- YOASOBI 22曲
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