野田洋次郎について
■ RADWIMPSの言葉と映画音楽を形作る中心人物
野田洋次郎は、RADWIMPSのボーカル、ギター、ピアノを担当し、バンドのほぼ全作品で作詞・作曲を担う音楽家です。2001年にRADWIMPSを結成し、2005年に「25コ目の染色体」でメジャーデビューしました。「ふたりごと」「有心論」「おしゃかしゃま」「君と羊と青」「DADA」などを通して、恋愛、自己矛盾、宗教、死生観、社会への違和感を、会話のような日本語と急速に変化するバンドサウンドへ落とし込みました。
野田作品の特徴は、同じ言葉を別の意味へ反転させる歌詞、長い文章をメロディーへ詰め込むラップ的な節回し、静かなピアノから轟音のギターへ飛ぶ構成です。恋愛曲でも相手を理想化するだけでなく、依存、嫉妬、自己否定まで書き、聴き手が簡単には言葉にできない感情を具体化します。
■ 『君の名は。』で広がった映画音楽家としての評価
2016年、新海誠監督のアニメ映画『君の名は。』で、RADWIMPSとして主題歌と劇伴全般を担当しました。「前前前世」「スパークル」「夢灯籠」「なんでもないや」は、登場人物の時間、距離、記憶を歌詞と音楽で補強し、映画の大ヒットとともに幅広い世代へ浸透しました。
その後も『天気の子』で「愛にできることはまだあるかい」「グランドエスケープ」、『すずめの戸締まり』で「カナタハルカ」「すずめ」などを制作。三作品で日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞しています。実写映画『余命10年』では29曲の劇伴と「うるうびと」を書き下ろし、映像の呼吸に合わせて旋律を設計する力を示しました。
■ illion、俳優、プロデュース
2012年にはillion名義のソロプロジェクトを始動し、『UBU』『P.Y.L』を発表しました。RADWIMPSよりも電子音、英語詞、抽象的な音像を強め、「BRAIN DRAIN」「MAHOROBA」などで個人制作の側面を前面に出しています。
2015年には映画『トイレのピエタ』で主演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。さらにAimer、adieu、十明など他歌手の制作やプロデュースにも関わり、自分以外の声に合わせて曲を書く活動も行っています。2024年には野田洋次郎名義で「EVERGREEN feat.kZm」「LAST LOVE LETTER」などを発表し、バンド、ソロ、劇伴の境界をさらに広げました。
カラオケでは「前前前世」「なんでもないや」「有心論」「ふたりごと」「正解」などが多く歌われます。高音だけでなく、言葉数の多さ、急な音程移動、裏声への切り替えが難所です。野田洋次郎は、個人的な感情を極端に細かい言葉で書きながら、それを映画や合唱を通じて多数の人が共有できる歌へ変えてきた作曲家です。
野田洋次郎の楽曲情報
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- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 60曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- 40mP 24曲
- Giga 24曲
- YOASOBI 22曲
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