オワタPについて
■ 日常の失敗を名曲へ変えた「オワタ」文化
オワタPは、ガルナ名義でも活動するボカロP、音楽家です。2008年頃からニコニコ動画へ楽曲を投稿し、初音ミク、鏡音リン・レン、巡音ルカ、神威がくぽなどを使用してきました。代表曲は「トルコ行進曲 - オワタ\(^o^)/」「パラジクロロベンゼン」「アンチクロロベンゼン」「リンちゃんなう!」「片想いサンバ」「探偵弱音ハクの憂鬱」などです。
名前を広めた「トルコ行進曲 - オワタ\(^o^)/」は、モーツァルトの「トルコ行進曲」に、寝坊、忘れ物、電池切れ、電車の乗り遅れといった失敗を重ねた歌詞を付けた作品です。当時のネットスラング「オワタ\(^o^)/」をサビへそのまま置き、クラシックの有名旋律と日常的な絶望を結び付けました。派生動画、替え歌、演奏、ゲーム収録を通して、ボカロを知らない層にも広がりました。
■ 笑いと不穏さを両立する作風
オワタPはコミカルな曲だけでなく、意味を一つに限定しない「ベンゼンシリーズ」でも知られます。「パラジクロロベンゼン」は鏡音レンの高速歌唱、反復する化学物質名、不安定なリズムによって、目的のない破壊衝動や閉塞感を表現しました。「アンチクロロベンゼン」と対になる構造を持ち、歌詞や映像の解釈が長く議論されています。
一方、「リンちゃんなう!」はsezuが作詞、オワタPが作曲を担当し、初音ミクと巡音ルカが鏡音リンへの過剰な愛情を高速で語ります。ファン文化そのものを曲へ変え、歌ってみた、声真似、複数人コラボの定番となりました。作品ごとにイラストレーターや動画制作者と協力し、キャラクターの見せ方まで含めて完成させます。
■ 長い活動と再構築
2016年には初の商業ソロアルバム『THE BEST of オワタP 無難。』を発表。既存曲をリミックス、リマスタリングし、長年の代表作をまとめました。その後もAIきりたんを使用したセルフカバー、8bitアレンジ、過去曲の新版を制作し、初期ボカロ文化を保存しながら更新しています。
カバーでは、「トルコ行進曲 - オワタ\(^o^)/」の速い言葉、「パラジクロロベンゼン」の高音とリズム、「リンちゃんなう!」の台詞量が難所です。歌唱技術に加え、笑い、不穏さ、キャラクター愛を演じ分けられるため、歌い手の個性を出しやすい曲です。ネットスラング、クラシック、考察文化、キャラクター文化を楽曲へ変換した、初期ボカロシーンの重要な作り手です。
オワタPの楽曲情報
オワタPに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、オワタPがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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