パトリチェフについて
■ VOCAR&B/VOCAJAZZ寄りの洒落た鏡音リン曲を作るボカロP
パトリチェフは、2010年代前半から活動しているボカロPで、鏡音リンを中心に、鏡音レンや初音ミクも使用してきたクリエイターです。代表曲には『エンゼルフィッシュ』『ROUTE 23』『サンセンチメーター』『グラスアート』などがあり、ボカロシーンではVOCAR&B、VOCAJAZZ系のタグで語られることが多い作家です。派手な高速ロックや物語系ボカロとは違い、コード感、グルーヴ、夜の都市感、細かいリズムの気持ちよさで聴かせるタイプです。
■ 『エンゼルフィッシュ』が残した都会的な質感
パトリチェフの代表曲として特に知られるのが『エンゼルフィッシュ』です。2013年に鏡音リン歌唱で投稿され、殿堂入り曲として長く聴かれてきました。水槽の中を回り続ける熱帯魚のイメージ、夜明け前の環状線のような都市的な情景、英語混じりのフレーズ、跳ねるリズムが合わさり、ボカロ曲でありながらR&Bやクラブミュージックに近い空気を持っています。鏡音リンの明るく鋭い声を、可愛い方向ではなくクールで乾いた方向に使っている点も特徴です。
■ 『ROUTE 23』と道路・都市のイメージ
『ROUTE 23』は、国道23号線をモチーフにした楽曲として知られています。三重から名古屋方面へ向かう湾岸の工業地帯を思わせる題材を、鏡音リンの声と洗練されたトラックで描いています。パトリチェフの曲には、恋愛や感情を直接叫ぶというより、道路、水槽、夜、距離、街の灯りのようなイメージを通して孤独や浮遊感を出すものが多いです。曲作りでは、ボーカロイドを人間らしく歌わせるだけでなく、合成音声の硬さをグルーヴの一部として活かしています。
■ カバーされる理由とキーの見どころ
パトリチェフ作品は、ボカロ曲の中でも歌ってみたで“おしゃれに歌いたい曲”として選ばれやすいです。『エンゼルフィッシュ』は、音程よりもリズムの乗り方、語尾の処理、低音と高音の行き来が重要で、ただ強く歌うと曲の浮遊感が消えます。このサイトでは『エンゼルフィッシュ』『ROUTE 23』が掲載対象です。『ROUTE 23』は最高音が高めに出るため、原曲キーのままだとリン特有の明るい高音を人間の声で再現する難しさがあります。男性カバーでは大きく下げる例、女性カバーでもグルーヴを優先して少し下げる例が考えられ、キー差比較の意味が大きいボカロPです。
パトリチェフの楽曲情報
パトリチェフに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、パトリチェフがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているパトリチェフのカバー曲は0件です。オリジナル曲は2件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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