risouについて
■日常の別れを小説のように描くボカロP
risouは、現在「澤田空海理」名義で活動する作曲家、シンガーソングライターです。本人歌唱ではSori Sawada名義も使用してきました。1993年生まれ、愛知県名古屋市出身。幼少期にピアノを始め、高校時代の留学中にギターと作曲へ取り組みました。risou名義では初音ミク、flowerなどを用い、ちんまりPと呼ばれた時期もあります。
代表曲は「転校前夜」「またねがあれば」「きみのかみ」「三年間」「friended」「franca」「清福」などです。派手な設定や大きな事件より、転校、卒業、帰り道、部屋、髪、手紙といった日常的なものを使い、関係が少しずつ終わる瞬間を描きます。歌詞を説明文にせず、人物の動作や風景を配置して、聴き手に過去を想像させる点が特徴です。
■「転校前夜」と「またねがあれば」
「転校前夜」は、別れを前にしても本音を言えない人物の時間を描いた代表作です。穏やかなギターと初音ミクの声に対し、歌詞には後悔と距離が残ります。「またねがあれば」も、再会を願う言葉が実際には別れの宣言になっているような二重性を持ち、多くの歌い手にカバーされました。
risouの曲は、ボカロの人工的な声を強く加工して前へ出すより、バンドや生活音の中へ置き、人が残した記録のように聞かせます。サンプリング、ギター、ピアノ、ドラムを立体的に重ね、静かな曲でも細部の音が絶えず動いています。
■本人歌唱への展開
Sori Sawada名義では、自ら歌唱し、2017年にアルバム『フラワーガール』、2018年にrisou楽曲のセルフボーカル作品『真水』、2019年に全国流通作品『昼日中』を発表しました。『真水』には「転校前夜」「またねがあれば」「きみのかみ」などが収録され、合成音声版とは異なる生々しい息遣いを聞かせています。2021年からは本名の澤田空海理へ名義を変更し、作家活動と歌唱を続けています。
カバーでは高音より、弱い声の安定、言葉の間、感情を出しすぎないことが難所です。キーを選ぶ際は、Aメロを自然な話し声で歌え、サビで少しだけ感情を広げられる位置が適しています。risouの曲が歌い手に愛されるのは、完成された物語を再現するのではなく、歌う人自身の別れや記憶を重ねられるからです。
risouの楽曲情報
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
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- 40mP 23曲
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