さつき が てんこもりについて
■ ネット文化そのものを題材にしたボカロP
さつき が てんこもりは、初音ミクを中心に使用するボカロP、作詞家、作曲家、編曲家です。2000年代後半からニコニコ動画で活動し、ゲーム、アニメ、掲示板、ネットスラング、アイドル文化を高速の電子音へ取り込む作風で知られます。代表曲には「ネトゲ廃人シュプレヒコール」「お断りします」「ウインク・トランジ・スター」「回線上のギャングスター」「Party Junkie」などがあります。
2010年に発表した「ネトゲ廃人シュプレヒコール」は、オンラインゲームへ生活を侵食された人物を描いた代表作です。レベリング、ドロップ、効率、晒しといったオンラインゲーム固有の語彙を歌詞へ組み込み、現実社会から脱落していく感覚を、明るく中毒性の高いテクノポップで表現しました。題材の具体性と高速の言葉が強い共感を生み、ゲーム世代の生活感をボカロ曲として記録した作品になっています。
■ 電波ソング、テクノポップ、アイドル性
さつき が てんこもりのサウンドは、四つ打ち、チップチューン、細かく刻むシンセサイザー、派手な効果音を多用します。初音ミクの高く機械的な声を、ネット上のキャラクターやアイドルのように動かし、かわいらしさと毒気を両立させます。「お断りします」では、日常の面倒事や無理な要求を軽快に拒絶し、短い決めぜりふを強いフックへ変えました。
一方で、商業作品やアイドルへの楽曲提供、リミックス、アレンジも多数手掛けています。ボーカロイドと現実のアイドル文化を分けず、どちらにも通用するポップなメロディーと強いリズムを作れることが特徴です。後年には「ネトゲ廃人シュプレヒコール 2.0.22 patched ver.」のような再構築版も発表し、過去のネット文化を現在の音響で更新しています。
■ カバーで再現したくなる速度とキャラクター
「ネトゲ廃人シュプレヒコール」は、歌い手、VTuber、ゲーム実況者によるカバーが多く、オンライン活動者自身の生活と歌詞が重なりやすい曲です。音域は高めで、速い子音、長いフレーズ、無機質なテンポ感を保つ必要があります。「お断りします」は台詞や表情を加えやすく、個人のキャラクターを前面に出す動画に向いています。
ネット上でしか生まれにくい言葉や感情を、その時代の電子音と初音ミクの声へ定着させた点が、さつき が てんこもりの重要な功績です。楽曲は2010年代初頭の空気を持ちながら、オンラインゲーム、配信、SNSが日常化した現在にも通じるため、長くカバーされています。
さつき が てんこもりの楽曲情報
さつき が てんこもりに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、さつき が てんこもりがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているさつき が てんこもりのカバー曲は0件です。オリジナル曲は1件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
関連記事
カラオケキーやキー差について詳しく知りたい場合は、以下の記事も参考にしてください。
