島白について
■高速電子音と物語的世界を構築した「よだれP」
島白は、よだれPの名でも知られるボカロPです。初音ミクを中心に使用し、2008年頃からニコニコ動画で活動しました。電子音楽、トランス、ドラムンベース、ロック、劇伴的な展開を組み合わせ、曲単体というより、一つの架空世界の場面を切り取ったような作品を作ることを得意としています。
代表曲には「ANGELDUST」「イリヤイリヤ」「神経都市」「Raining star」「ゼログラビティ紀行」「Hello, WORLD!」などがあります。2010年にはKARENTからアルバム『Hello, WORLD!』を配信。全6曲を「一つの世界のサウンドトラック」として位置付け、ポップ、ダンス/エレクトロニック、トランス、劇伴的楽曲を同じ作品内へ収めました。
■「イリヤイリヤ」に集約された疾走感
当サイト掲載曲の「イリヤイリヤ」は、島白の代表的な初音ミク曲です。細かく刻むビート、急激に上昇するシンセサイザー、言葉を畳みかけるミクの歌唱によって、逃走、戦闘、崩壊を思わせる緊張感を作っています。メロディーは覚えやすい一方、伴奏は常に動き続け、静かな部分でも不安が消えません。
島白の作品では、都市、星、重力、天使、神経、旅といった語が頻繁に登場します。現実の恋愛を直接描くより、SF的な舞台や抽象的な人物を通して、孤独、希望、破壊、再生を表現します。映像やタイトルも音楽と一体で、聴き手が物語を補う余白を持っています。
■人が歌うと難しい初音ミクの速度
島白の曲は、初音ミクの機械的な正確さを生かした高速フレーズが多く、人間が歌うと息継ぎと滑舌が大きな難所になります。「イリヤイリヤ」は高音が連続し、子音を明確に出しながらテンポを維持する必要があります。原曲の勢いを保とうとして地声で押し切ると、後半で疲れやすくなります。
カバーされる理由は、疾走感が強く、歌い手の技術や感情表現を示しやすいこと、SF的な世界観へ独自の解釈を加えられることにあります。キーを下げる場合も、低音が重くなりすぎず、電子音の速さへ乗れる範囲を選ぶことが重要です。ミックスボイスや裏声を使い、言葉より前に息を準備すると歌いやすくなります。
島白の楽曲情報
島白に関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、島白がカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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