粗品について
■ お笑い芸人と音楽家を分けない活動
粗品は、お笑いコンビ霜降り明星のツッコミとして知られる一方、作詞、作曲、編曲、ギター、ピアノ、映像監督まで手掛ける音楽家です。幼少期からピアノを学び、絶対音感を持ち、学生時代にはバンド活動も経験しました。M-1グランプリとR-1ぐらんぷりの両方で優勝した後も音楽制作を続け、芸人の余技ではなく独立した表現として作品を発表しています。
2020年、自身のYouTubeチャンネルで初音ミクを使用したボカロ曲の投稿を開始しました。「#みどりの唄」「ぷっすんきゅう」「ビームが撃てたらいいのに」「Hinekure」などを公開し、2021年にはユニバーサルミュージックの協力を得て自主レーベル「soshina」を設立しています。
■ 8bit音と攻撃的な言葉
初期のボカロ曲では、粗品が好むゲーム音楽、8bitサウンド、パンク、ギターロックを組み合わせました。明るく単純な電子音に対して、歌詞は自己嫌悪、社会への苛立ち、他人への悪意、報われない生活を直接的に描きます。笑いへ逃がさず、聞き手が不快さを覚えるほど本音を露出することが、粗品の音楽の核です。
ナナヲアカリへ提供した「学校だるい学校だるい学校だるい」では、家庭科室の机や授業など、学生なら分かる細かな不満を高速の言葉へ変えました。竹達彩奈が声を担当するキャラクター・彩宮すうの企画では、作詞・作曲だけでなくMV監督も務め、音楽と映像を一体で制作しています。
■ 自身が歌うロックバンド作品
その後は自身の歌唱とギターを前面に出し、「乱数調整のリバースシンデレラ」「宙ぶらりん」「大好きな太鼓の音」「サルバドルサーガ」「はるばらぱれ」などを発表しました。2023年には1stアルバム『星彩と大義のアリア』、2024年には『宙じゅうぶらりん』を発表し、バンド編成のライブも開催しています。
粗品の歌唱は、整った美声より、叫び、裏返り、早口、感情の爆発を重視します。ギターでは速いピッキングやノイズを使い、曲によってプログレッシブロック、パンク、ボカロ的高速展開を取り入れます。競馬、借金、劣等感、家族、亡くなった父への思いなど、本人の人生が歌詞へ直接入る点も特徴です。
カラオケでは、音域に加えて語数、急な転調、叫びと通常声の切り替えが難所です。ボカロ曲は初音ミクの機械的な速さを前提にしているため、キーを下げて息継ぎを整理する必要があります。お笑いで築いた知名度を利用するだけでなく、芸人として見せにくい怒りや痛みを音楽へ移しているアーティストです。
粗品の楽曲情報
粗品に関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、粗品がカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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