鈴木雅之について
■ラヴソングの王様として40年以上歌い続けるボーカリスト
鈴木雅之は、東京都大田区大森出身の歌手です。1975年にシャネルズを結成し、1980年「ランナウェイ」でメジャーデビュー。顔を黒く塗り、ドゥーワップやソウルを日本語ポップスへ取り入れた独自のスタイルでミリオンヒットを記録しました。1983年にグループ名をラッツ&スターへ改め、「め組のひと」「Tシャツに口紅」などを発表。低く艶のある声とコーラスワークによって、日本にドゥーワップ文化を広げた存在です。
1986年、「ガラス越しに消えた夏」でソロデビューしました。その後「恋人」「もう涙はいらない」「違う、そうじゃない」「夢で逢えたら」などをヒットさせ、恋愛曲を歌い続ける姿から「ラヴソングの王様」と呼ばれています。ベストアルバム『Martini』シリーズはミリオンセラーとなり、ソロ歌手としても長期的な成功を確立しました。
■アニメ主題歌で始まった新しい黄金期
2019年、テレビアニメ『かぐや様は告らせたい』のオープニングテーマ「ラブ・ドラマティック feat. 伊原六花」を担当。ベテラン歌手がラブコメアニメの主題歌を歌う意外性と、作品の駆け引きに合う大人のソウル歌唱が話題になりました。
当サイト掲載曲の「DADDY ! DADDY ! DO ! feat. 鈴木愛理」は、シリーズ第2期のオープニングテーマです。作詞・作曲は水野良樹、編曲は本間昭光。鈴木雅之と鈴木愛理が、恋愛の駆け引きを男女の掛け合いで表現します。ブラス、ファンク、ソウルを基礎にしながら、アニメ主題歌らしい勢いと覚えやすいサビを持ち、海外のアニメファンにも広く知られました。
続く「GIRI GIRI feat. すぅ」「Love is Show feat. 高城れに」でもシリーズへ参加し、鈴木雅之自身が『かぐや様』の音楽的な顔となりました。2016年には日本レコード大賞最優秀歌唱賞、2017年には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞し、実力派ボーカリストとしての評価も確立しています。
■デュエットで問われるグルーヴ
「DADDY ! DADDY ! DO !」は、男性パートの低音と高音、女性パートとのハーモニー、細かなシンコペーションが難所です。一人で歌うと音域と息継ぎの負担が増えます。複数人で歌う場合は、鈴木雅之パートの低い色気と、鈴木愛理パートの明るさを声質に合わせて分担すると原曲らしさが出ます。
キーを選ぶ際は、サビだけでなくAメロの低音が明瞭に響くことが重要です。リズムを前へ急がず、少し後ろへ置き、語尾を短く切ると、鈴木雅之らしいソウルフルな歌唱へ近づきます。
鈴木雅之の楽曲情報
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