高宮なすのについて
■ 財力で物語を押し切る『てーきゅう』のお嬢様
高宮なすのは、漫画・アニメ『てーきゅう』およびスピンオフ『高宮なすのです!』に登場するキャラクターです。亀井戸高校テニス部の先輩で、高宮財閥の令嬢。常識外れの資金力を持ち、問題が起きると金銭や豪華な設備で解決しようとします。声は鳴海杏子が担当しました。
『てーきゅう』は数分枠の高速ギャグアニメで、登場人物が通常の会話速度を大きく超えて台詞を重ねます。高宮なすのも、優雅なお嬢様口調と突拍子もない行動を高速で切り替えるキャラクターです。その存在感から2015年にはスピンオフ『高宮なすのです!〜てーきゅうスピンオフ〜』が制作され、押本ユリの弟・陽太を執事として巻き込む生活が描かれました。
■ 「メニメニマニマニ」で生まれた強烈なキャラクターソング
代表曲「メニメニマニマニ」は、『てーきゅう』第2期の主題歌です。作詞・作曲・編曲はやしきん。題名は英語の“many many money money”を連想させ、なすのの財力とお嬢様性をそのまま音へ変えています。
曲中では高速の言葉、電子音、掛け声、突然の展開が連続し、アニメ本編と同じく聴き手へ考える時間を与えません。鳴海杏子の高く明るい声は、上品さより勢いを優先し、キャラクターの自信と異常さを同時に表現します。同曲は短編アニメの主題歌でありながら、電波ソングとして単独でも広く知られ、動画、音MAD、カバーへ展開しました。
■ 「黄金のキンデレラ」とスピンオフ
『高宮なすのです!』では「黄金のキンデレラ 〜午前0時に魔法は解けず〜」を歌唱しました。こちらもやしきんが作詞・作曲・編曲を担当。シンデレラの物語を借りながら、財力のあるなすのには午前0時の制約すら通用しないという題名です。
「メニメニマニマニ」が高速で混沌としたキャラクター紹介曲なのに対し、「黄金のキンデレラ」はアイドルソングやミュージカルの華やかさを強めています。二曲を聴くことで、なすののギャグ要員、お嬢様、主役という異なる側面が分かります。
カラオケでは「メニメニマニマニ」が特に人気です。非常に速い歌詞、息継ぎの少なさ、高音、台詞的な抑揚が難所で、音程だけでは成立しません。大げさな笑顔とお嬢様口調を保ち、勢いで場面を押し切る必要があります。高宮なすのは、キャラクターの設定、声優の演技、やしきんの電波ソングが完全に一致した、短編アニメ発の代表的なキャラクター歌唱名義です。
高宮なすのの楽曲情報
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- DECO*27 59曲
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