トーマ
オリジナル曲一覧
| 曲名 | キー | 公開年 | 動画 |
|---|---|---|---|
| エンヴィキャットウォーク | Bm | 2011 | 視聴 |
| オレンジ | F# | 2012 | 視聴 |
| バビロン | Am | 2011 | 視聴 |
| ヤンキーボーイ・ヤンキーガール | Gm | 2013 | 視聴 |
| 幽霊屋敷の首吊り少女 | Cm | 2012 | 視聴 |
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トーマについて
■短期間でボカロロックの景色を塗り替えた作家
トーマは、2010年4月に「零に還る世界」を投稿して活動を始めたボカロPで、主に初音ミクとGUMIを使用した。初期から複数の旋律を重ねる密度の高い作曲、目まぐるしく展開するバンドサウンド、退廃的な都市や童話を思わせる歌詞で注目され、「バビロン」を機に大きく知名度を伸ばした。その後に発表した作品の多くが短期間で殿堂入り・ミリオン規模へ達し、2010年代前半のVOCAROCKを代表する存在となった。
■一度聴いただけでは追い切れない情報量
代表曲には「エンヴィキャットウォーク」「骸骨楽団とリリア」「九龍レトロ」「魔法少女幸福論」「アザレアの亡霊」「ヤンキーボーイ・ヤンキーガール」「オレンジ」などがある。速いBPMの上でメロディーが上下し、言葉が細かく詰め込まれ、転調やブレイクが突然現れる。それでもサビには強いフックがあり、難解さと覚えやすさが両立している。
歌詞には、崩れた街、見世物小屋、異形の人物、孤独な少年少女、幸福を強制する社会などが繰り返し登場する。単に暗いだけではなく、極彩色のイラストや漫画のようなスピード感を伴い、寓話として読める物語へ仕立てられている。初音ミクやGUMIの声は、かすれた質感や強い子音を残すように調整され、可愛らしさよりも切迫感が前に出る。曲によっては本人がイラストも手掛け、音楽と視覚を一つの作者性で結び付けた。
■『アザレアの心臓』に集約された世界
2013年に発表したメジャーアルバム『アザレアの心臓』には、それまでの代表曲と新曲が収められた。個々の曲は独立しながらも、閉塞した街、逃走、変身、喪失といったモチーフが連なり、アルバム全体が一つの巨大な物語のように感じられる。「オレンジ」のように比較的ゆったりした曲でも、別れを受け入れきれない感情を直線的な言葉で描き、速い曲とは別の形で強い余韻を残した。
同時期を境に新たなボカロ曲の発表は途絶えたが、作品はその後も聴かれ続けている。活動期間の長さではなく、短い期間に完成度の高い曲を連続して提示したこと、音楽・歌詞・絵を含む「トーマの世界」を確立したことが、後続のダークなボカロロックや物語型MVへ大きな影響を与えた。
■歌い手が挑戦したくなる難曲
トーマ曲は、音域が広く、息継ぎの位置が少なく、細かなリズムと言葉を同時に処理する必要がある。「エンヴィキャットウォーク」や「九龍レトロ」は滑舌と疾走感、「骸骨楽団とリリア」は高音と舞台的な表現、「ヤンキーボーイ・ヤンキーガール」は荒々しい勢い、「オレンジ」は抑制した感情表現が重要になる。難度が高いからこそ、歌い切った際に歌い手の技術と個性が明確に伝わる。
また、原曲の合成音声が中性的であるため、男性・女性のどちらの声にも置き換えやすく、ロック、ピアノ、アコースティックなど異なるアレンジにも耐える。トーマは、ボカロ曲を「速くて難しい曲」にしただけではなく、歌唱技術を使って物語の登場人物になれる作品へ高めた作家である。
トーマの楽曲情報
トーマに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、トーマがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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