UAについて
■ 1990年代J-POPに“野性味のある声”を持ち込んだ歌手
UAは、1995年にビクターのスピードスターレーベルからシングル『HORIZON』でデビューしたシンガーです。大阪府出身で、母方の故郷は奄美大島。1996年のシングル『情熱』が大きなヒットとなり、同年のファーストアルバム『11』は90万枚を超えるセールスを記録しました。以後『甘い運命』『悲しみジョニー』『ミルクティー』『数え足りない夜の足音』などを発表し、1990年代後半の日本のポップスに、ソウル、ジャズ、レゲエ、ダブ、民族音楽の感覚を自然に混ぜ込んだ存在として知られています。
■ きれいに整えすぎない声と音楽性
UAの魅力は、単に歌が上手いというより、声そのものに湿度、土っぽさ、祈り、鋭さがあることです。R&Bやソウルの影響を感じさせながらも、日本語の響きを強く残し、言葉をリズムに乗せるだけでなく、息や母音の伸びで感情を揺らします。『情熱』では熱を帯びたグルーヴ、『ミルクティー』では柔らかい浮遊感、『悲しみジョニー』ではブルージーな陰りがあり、曲ごとに声の質感を変えています。ポップスの枠に収まらない歌い方は、後のシンガーソングライターや女性ボーカリストにも影響を与えました。
■ AJICO、ううあ、近年の活動
UAはソロ活動だけでなく、浅井健一らと結成したバンドAJICOのボーカリストとしても活動しています。AJICOではロックバンドの荒々しさの中でUAの声が際立ち、ソロとは違う緊張感を見せました。また、NHK教育テレビ『ドレミノテレビ』では“ううあ”名義で童謡を歌い、子ども向け番組でありながら本格的なアレンジと歌唱で知られました。近年もアルバム制作やライブ活動を続け、若い世代のアーティストからも参照される存在です。
■ カラオケでの難しさと掲載曲
このサイトでは『電話をするよ』『微熱』などが掲載対象です。どちらも派手な超高音を見せるタイプではありませんが、UAの曲は音程だけをなぞっても雰囲気が出にくいです。『電話をするよ』は原曲キーG、最高音E5で、柔らかく言葉を置く歌い方が重要です。『微熱』は原曲キーAm、最高音E5で、タイトル通り温度のある声と抑えた感情表現が求められます。UAのカバーでは、原曲キーに届くかよりも、低音の響き、語尾の揺れ、リズムの後ろへの乗せ方が大切です。女性カバーでもキーを少し下げた方が声の太さを出しやすく、男性カバーでは大きく下げても曲の空気を保ちやすいアーティストです。
UAの楽曲情報
UAに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、UAがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
現在、このページに掲載されているUAのカバー曲は0件です。オリジナル曲は2件です。
掲載カバーが多い歌い手 TOP20
当サイトに掲載しているカバー動画数が多い歌い手を表示しています。よくカバー動画を投稿している歌い手や、キー差を比較しやすいアーティストを探すときの参考にできます。
掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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