ぼーかりおどPについて
■ 「重力を6分の1にする」という救いの歌
ぼーかりおどPは、noa名義でも活動するボカロPです。「ぼーかりおど」という名前はVOCALOIDの綴りをもじったもので、通称は「おどP」。初音ミクを中心に、ロック、四つ打ちのポップス、バラードを制作し、代表曲「1/6 -out of the gravity-」によって広く知られました。
「1/6」は2009年に発表された作品です。月の重力が地球の約6分の1であることを題材に、重い悩みを抱える相手の心を少しでも軽くしたいという願いを歌っています。四つ打ちを本格的に取り入れた初の楽曲で、自身初のVOCALOID殿堂入り、2016年にはニコニコ動画で100万再生を達成しました。一度は作者の事情で削除が告知されましたが、撤回されて動画が残ったという経緯も、ファンの記憶に残っています。後には英語歌詞版、再録版、ストリーミング配信も制作されました。
■ ロックの熱量と、相手へ語りかける歌詞
ぼーかりおどPの曲は、初音ミクの透明な声を使いながら、人間のバンドに近いギター、ベース、ドラムの熱量を持っています。「ラストラスト」は、終わりを意識しながら最後まで走ろうとする切迫感を、疾走するロックへ落とし込んだ代表曲です。「ジュゲムシーケンサー」では落語の「寿限無」を思わせる言葉の連なりと電子的なリズムを組み合わせ、「インターステラ」では宇宙や距離を題材にした広がりのある音像を作りました。
歌詞は難解な比喩だけに頼らず、弱っている相手、自分を見失った人物、届かない距離へ具体的に声を掛けます。明るいサウンドでも、孤独や別れを隠さない点が特徴です。作詞・作曲・編曲を担い、作品によって映像制作者や演奏者と協働しながら、曲の物語を完成させています。
■ 初音ミク文化の中で長く歌われる理由
「1/6」は、初音ミク公式ライブ「マジカルミライ」や各種コンピレーション、音楽ゲームなどでも取り上げられ、初期ボカロ曲を代表する一曲として定着しました。歌い手、VTuber、初音ミク以外の音声合成によるカバーも多く、作者本人の活動期間を越えて再解釈されています。
カラオケでは「1/6」「ラストラスト」「インターステラ」などが歌われます。「1/6」は極端な高音だけで押す曲ではありませんが、細かいリズム、長いフレーズ、サビで感情を広げる技術が必要です。「ラストラスト」は高音の持続とロックらしい声の強さが難所になります。ぼーかりおどPは、科学的な題材や宇宙の距離を、誰かを救いたいという身近な感情へ変え、初音ミク初期から現在まで歌い継がれるメロディーを残したクリエイターです。
ぼーかりおどPの楽曲情報
ぼーかりおどPに関連する楽曲情報をまとめたページです。このページでは、ぼーかりおどPがカバーしている曲や、原曲として関わっている曲を確認できます。曲ごとのキー差を見比べることで、どのような高さで歌われていることが多いかを考える参考として使いやすいページです。
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
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