Wについて
■ 辻希美と加護亜依による“双子ではない双子”ユニット
Wは、モーニング娘。で活動していた辻希美と加護亜依によって2004年に結成された女性デュオです。表記は「W」、読みは「ダブルユー」。つんく♂は名称について、英字Wを「DOUBLE U=二つのYOU」と捉え、「あなたとあなた」という意味を込めたと説明しています。二人は同い年ではありませんが、小柄な体格、明るいキャラクター、息の合った掛け合いから「双子じゃないのに双子みたい!」を大きなテーマとしました。
結成は二人のモーニング娘。卒業と連動して発表されました。最初の企画は、家族で一緒に歌える昭和歌謡の再紹介です。2004年5月、ザ・ピーナッツの代表曲をカバーした「恋のバカンス」でデビュー。同年の1stアルバム『デュオU&U』では、「待つわ」「淋しい熱帯魚」「渚の『……』」「白い色は恋人の色」など、女性デュオの名曲を二人の若い声で歌いました。
■ 「ロボキッス」で確立したW独自の世界
カバー中心の出発から、Wは次第にオリジナル曲へ移行します。「あぁ いいな!」「ロボキッス」「恋のフーガ」「愛の意味を教えて!」「Missラブ探偵」などを発表しました。
中でも「ロボキッス」は、機械的な電子音、左右へ細かく分かれる歌割り、同じ振付を鏡のように踊る構成によって、Wの“二人で一つ”という魅力を最も明確にした曲です。辻の明るく少し太い声と、加護の甘く鼻にかかる声が交互に現れ、サビでは重なります。高速の言葉、台詞、合いの手が多く、二人のキャラクターそのものが編曲の一部になっています。
「Missラブ探偵」では、かわいらしさだけでなく、少し大人びたダンスと歌唱へ進みました。アルバム『2nd W』にはオリジナル曲とカバーが混在し、昭和歌謡の再解釈から、ハロー!プロジェクト独自のデュオへ変化する過程が記録されています。
■ 短い活動期間と、その後の再会
2006年、加護亜依の芸能活動停止に伴ってWも活動を休止しました。発売予定だったシングルやアルバムは中止となり、2007年の契約終了後は事実上の解散状態となります。活動期間は約2年でしたが、2019年のハロー!プロジェクト公演で辻と加護が久しぶりに共演し、「ロボキッス」などを披露しました。
カラオケでは「ロボキッス」「恋のバカンス」「Missラブ探偵」が中心です。一人で歌うより二人で歌割りを分け、ユニゾンと掛け声をそろえる方が魅力が出ます。音域以上に、早口、振付、互いの声へ反応するタイミングが難所です。Wは、昭和の女性デュオ文化を当時のアイドルへつなぎ、二人の関係性そのものを音楽へ変えたユニットです。
Wの楽曲情報
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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掲載オリジナル曲が多いアーティスト TOP20
当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 60曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- 40mP 24曲
- Giga 24曲
- YOASOBI 22曲
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