YURAGANOについて
■ 2017年から一貫して内面を描くボカロP
YURAGANOは、作詞、作曲、編曲、イラストまで手掛けるボカロPです。2017年3月、「シンリオープンワールド」で活動を開始しました。初期から初音ミクを主な歌唱音源として使い、「存在していて、」「シックワールド症候群」「まだあの月と溺れていたい」「モノクロ・アトリエ・デカダンス」「セカイヘイワ」などを発表しています。後にはCeVIO AIの可不を用いた「シキ」も制作しました。
活動初期の3作目「シックワールド症候群」は、世界を愛したい気持ちと、傷付くことを恐れて他者から距離を取る心理を描いた作品です。安いヘッドフォン、小説、小さな花など、生活の具体物を置きながら、自己嫌悪と希望を同じ曲の中へ残します。同曲と「まだあの月と溺れていたい」はVOCALOID殿堂入りを果たし、YURAGANOを広く知らしめました。
■ 本人歌唱でも成立するメロディー
「まだあの月と溺れていたい」は6作目で、自身初の殿堂入り作品です。届いてほしいのに届いてほしくないという矛盾した感情、月と水のイメージ、静けさから大きく広がるサビが特徴です。YURAGANO自身によるセルフカバーも公開され、初音ミク版とは異なる生々しい息遣いを聴かせました。
作風はギターロックを基盤にしながら、ピアノ、電子音、細かなリズムを取り入れます。イントロから強いリフで引き込む曲もあれば、静かな語りに近いAメロから感情を膨らませる曲もあります。初音ミクの調声は過度に機械的でも人間的でもなく、抑えた声の奥に切迫感を残します。
■ 映像まで自作する統一された世界
YURAGANOは多くの作品でイラストも自ら担当します。人物の輪郭、月、夜、花、街、モノクロームなど、歌詞に登場する象徴を簡潔な絵へ落とし込み、楽曲と映像の作者を分けない統一感を作っています。
「セカイヘイワ」では世界の終わりを想定しながら日常の関係を見つめ、「モノクロ・アトリエ・デカダンス」では失ったものと創作を結び付けました。「シキ」では可不の儚い声を使い、過ぎ去った日を振り返るリズミカルな楽曲へ仕上げています。
カラオケでは「シックワールド症候群」「まだあの月と溺れていたい」が中心です。高音だけでなく、言葉を詰め込みすぎずにリズムへ置くこと、弱い声からサビへ感情を上げることが難所です。歌い手自身の孤独や後悔を重ねやすく、声質によって少年・少女、成人など異なる主人公を作れるため、歌ってみた文化と相性があります。
YURAGANOの楽曲情報
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掲載カバーが多い歌い手 TOP20
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当サイトに掲載しているオリジナル曲数が多いアーティストを表示しています。原曲キーを比較したい曲や、ほかの原曲アーティストを探すときの参考にできます。
- HoneyWorks 95曲
- DECO*27 59曲
- ピノキオピー 33曲
- 米津玄師 32曲
- まふまふ 31曲
- Mrs. GREEN APPLE 29曲
- Ado 28曲
- Giga 24曲
- 40mP 23曲
- YOASOBI 21曲
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